民謡は ジャパニーズオペラ だった。 ( 違和感なしのカナダ人、 カルチャーショックのアメリカ人 )
日馬国交樹立60周年コンサートに行ってきた。
主催は、在ベナン日本国総領事館で 、ペラ州政府や日本の親睦団体が協賛だ。
コンサート場所の名前は 英語ではPerak State Secretary Building なので、ペラ州政府事務庁舎ということなのだろう、マレー語名 Bangunan Perak Darul Ridzuan 内 にあるBanquet Hallで、1000人くらい収容出来る大ホールだ。
2枚もらったチケットには、Time : 7:30pm とある。
タイムとは、開場時間なのか、開演時間なのか、わからないので、到着時間を7:15分を目標に設定し、その前の時間帯に付近でDinnerを済ませることにした。
チケットなしでも 入場できるという情報が入っていたので、隣人のカナダ人と イポー市内に住む ユーラシアン系の友人夫妻も誘った。
幸い友人は コンサート会場の建物を知っていて、食事後、 彼の車に全員同乗で 移動しよう ということになった。
助かる、イポー中心街は一方通行が多いので 初めて行く場所には とても一発で目的地到着できる確率は低い、ドライブルートが難しいのだ。
彼の車で移動するなら Time とされている時間ギリギリの7:25分を到着目標時間でいいだろう、と考えていたら、食事中、彼が スマホでチェックして オープン時間は 8:30 pm となっているぞ、という。
なんだかオープン時間情報が錯綜しているようだったが、結局 7:30 には到着できるようにDinner を終えて、予定どおり会場に7:30に入った。
ほぼ満席状況に近かったが、まだ開演されていない。チケットに書かれていた7:30というTime : 7:30pm の時間は開場時間でも開演時間でもなかったのだ。
また もらったチケットには 408,409 という座席番号(?)も書かれていたが、実際は着席自由だった。
推測するに 当初の開催スケジュールで チケットを印刷し配布したが、もっと集客するべく、開演時間を8:30に変更し、かつ イポー付近現地住民が多く参加できるように 現地の人向けに インターネット案内を発信して 着席フリー にしたのだろう。
この調子じゃ 開演は 8:30 かなぁ 、マレーシアンタイムに慣れているので 私は気にならないのだが、誘ったカナダ人も まぁ こんな時間感覚の国だ、ということの理解充分だったので 安心した。
実際の開演は 8:10くらいだった。
コンサートが終わり 帰路の車中で カナダ人が言った。
日本人でも民謡の歌詞は聞いただけでは なにを言っているのかわからないけど、節回しを楽しんで聞くのだ、と説明した時だ。
彼 いわく、 「 そうだろうなぁ。 民謡は ジャパニーズオペラ だな。 私が オペラを聴く ときと同じだ。 イタリア語の歌詞で なにを言っているのかわからないけど、気合いを入れて歌っているなぁ〜 と感じる ところが良いのだ。」
そうなのか、蝶々夫人 以外にも ジャパニーズオペラはいっぱいあるんダァ〜。
ちなみに このカナダ人 だが、モントリオール生まれで5歳のときにトロントに移り、その後もカナダ在住生活が続いたが、セミリタイア生活の地としてマレーシアを選んだ。住居地探しとしてタイピンも見てきたが、Golf Resortの自然環境と、食のイポーに惹かれたので まずは イポーに2年ほど住むことに決めた。ということで 半年ほど前から 我が家の隣人になった人だ。
でも なぜ いきなり カナダから マレーシアに、と思ったら、奥さんが KL出身の華人だから マレーシアに違和感なかったのだろう。
この Golf Resort 内の住宅区画には、サンフランシスコから来たアメリカ人夫婦もいるが、こちらは マレーシア人の時間感覚やプロフェッショナル意識の欠如などに カルチャーショックを受けていた。
以上 (9/24記)