gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

MM2H ビジネス禁止条項 5 ( ボランティア )




MM2H ホルダーは 無給なら 働いても良いのだろうか。


答えは、ダメ と私は考えている。

( 以下は 私見なので、興味/ 関心のある人は 自己責任で調査なり、移民局に照会してください。)



私がダメと考える理由だが、無給であっても、他の人の就労機会を奪うからだ。


どこの国家にとっても、自国民の労働機会の確保は最重要事項なのだ。



マレーシア政府移民局のサイトを見ると 無給のボランティアについては、 PROFESSIONAL VISIT PASS (PVP) という種類のビザがある。


該当の27ページ( 写真 ) には Eligibility criteria のカテゴリーV に ボランティア (Volunteers) と明記してあり、更に Features として The position is non salaried. と明記されている。



だからボランティアとして ご奉仕精神を持って 誰かのため、どこかの団体のため、どこかの会社のため、どこかの組織のため、無給でいいので、お役に立ちたい と思っても、 MM2H のステータスでは禁止なのだ。


PVPビザ を取得することが必要なのだ。




なお、 有給でのボランティアも 当然 MM2H では禁止だ。その場合には 通常のEmployment Pass が必要であろう。





もう少し 私の思考過程を文書化しておこう。


>・ボランティア活動


( 見解1 ) ボランティア団体の素性によるだろう。どんな人でも無給で奉仕活動をする団体ということが証明できるなら、他人の有給での就労機会を奪うとは言えないので、MM2Hでも その団体でのボランティア活動は認められる余地はあるかもしれない。


( 見解2 ) マレーシアでは 無給ボランティアについて PVP ビザが必要としている以上、どんな団体であってもほぼ例外(*)なくMM2Hでのボランティア活動は認められない。そもそも どんな人でも無給で奉仕活動をする団体です、なんて 、そんな証明は極めて困難と考えておくべきだ。


私は リスク回避のためには 見解2 が良い と考える。


(*) ただし (a)日馬協会などの会員として年一回無料で開催される盆踊り大会のボランティアサポートをするケースとか、(b)キャメロン滞在のゴルファー達がキャメロン高原役場職員と行う親善ゴルフコンペで共同幹事をボランティアで担当するケースとか、(c)自分がAeonに買い物に行くので、友人にも声をかけて 一緒に車に乗せて行ってあげるケース などは見解2の場合でも、PVPビザを取得する必要はなく、MM2Hステータスのままでボランティア活動できると考える。



>・無給での労働(知人の会社のお手伝い等)


無給を隠れ蓑にして別の報酬(例えば住居とか食事とか英語学習補助など) を与えたりすると、対価と見なされるので、その場合は 有給での労働とされ、MM2Hのステータスであることが露見すると国外退去となろう。


そのような 別の隠れ報酬などない完全な無給の場合であっても、他人の就労機会を奪うことには相違ない ので、PVPビザが必要になり、MM2Hのステータスであることが露見すると国外退去となろう。



以上