通信マルチメディア法 vs ISA ( 政治家の世界は マスコミ合戦 )
ナジブ政権下では 最近 通信マルチメディア法での逮捕者が複数件発生しているということを 以前からこのブログ記事で紹介しているとおりだ。
他方、旧マハティール政権の時代というと、随分以前のことになってしまうのだが、当時の政権下でのISA違反により逮捕者のことや、更には、当時、中央銀行での為替損失 のことなどが、 最近でも しきりに マスコミ記事に取り上げられている。
次の最近(10/27付)の新聞記事は、ISA法 違反容疑で逮捕された人に 逮捕拘留されていた時のことを思い出させて 記事にしているのだが、これって30年くらい前のことなのだろう。
‘I was placed alone in a room with the lights on 24 hours’ - Nation | The Star Online
よくもまぁ そんな古い時のことを 新聞記事として取り上げるものだ と感心してしまう。
でも それには 理由があるのだろう。
おそらく マハティールの最近の発言で 「ISAで逮捕された人がいても、それが 不適切な/過度な 取り扱い である場合には、(マハティールとしては )できるだけ速やかに釈放することにしていた 」という述べたことに関しての反論だ。
何も速やかに釈放なんてされていないじゃないか、という実例を示しておきたかった ということだ。
いやはや 政治家の世界というものは 「攻撃は最大の防御である」を 鉄則にしているんだなぁ、。
日本でも 政治家の世界では、盛り蕎麦 とか、 かけ蕎麦 が 政争の道具になり、ご苦労なことだとは思いつつ、私などのようにマレーシアにいると蕎麦問題よりも 今日は ラクサにしようか 板麺にしようか という方が 重要事項に思えてしまう。
庶民なんて、そんなもんだ。
以上