鍼治療 と カード付帯保険 ( リハビリ診断書 )
クレジットカード 付帯保険 って 保障内容が カード毎に異なるので、いちいち確認する必要がある。
実に複雑だ。
どうにも肩が痛く 四十肩 というのか、五十肩というのか、具合が悪いので 病院で診てもらい、 日本の整形外科治療での物理療法に相当する一種のリバビリ継続治療を 病院附属施設で 受けた。
これは 付帯保険で請求可能だ。
それに加えて、日本では 接骨院でのお灸治療や 鍼治療も 健康保険の対象だったなぁ と思い出した。
順序としては 、 まず は 「そうだ! 鍼治療も併用すれば 回復は早い だろう」 気づいた 直後に、おまけに付帯保険で請求できるなら 申し分ないな と思ったのだが、タイムラグはほとんどなかった。
早速、あちこちと 中国鍼医者を探し、治療を数回 受けた。 ( 華人の多いイポーなので、鍼医者なんて いっぱいいるだろう と思っていたが、全然そうではなく、探すのに 1週間くらいかかってしまった。)
カード付帯保険の取り扱い保険会社に請求するにあたって、鍼治療については、医師の診断書が必要だ、 と言われることも想定して 、医師から 「物理療法と鍼治療の併用も リコメンドする」 旨の診断書を書いてもらって おいた。
カード付帯保険毎に 医師の診断書作成料金は 保険請求できるケースと できないケースがあるが、多くの場合は、請求できないケースのほうだろう。
年会費が1万円もする楽天ゴールドカードの場合でも 診断書作成料金は 請求できない と記憶している。
マレーシアでも正式な診断書をタイプしてもらうと 結構高額な作成料を取られる。
日本では 手書きの診断書をちょろっと書いてもらうと 3000円 +消費税 だが、 マレーシアでは タイプしたもので 250RM も取られた事がある、しかも 依頼から入手迄に 10日以上かかった。
そこで 今回は 健康保険組合の海外治療費請求様式 の用紙を使うことにした。
この様式は、日本語と英語が併記されているので、ドクターに 見せて、この項目には、こんな記載が求められている と上から順に説明していき、「診断/治療」 内容 の項目にたどり着いたところで、そこに 手書きで 鍼治療リコメンドを追記してもらった。
こうすれば ドクターにとってもタイプの手間なし であり、私も10日間も待つ必要はない。
診断内容記載料金も グッと廉価だ。
さて、日本に戻って 早速、保険会社に 請求した、もちろん 鍼治療リコメンド の診断書も同封した。
数日後、保険会社から電話がかかってきた。
残念ながら、鍼治療費は 医師の診断書があっても 保険請求は出来ない という連絡だった。
「 分かりました、請求は取り下げます 」と 私は 素直に 返答した。 電話のお姉さんは、申し訳なさそうな口調だったが、素直な私の返答を聞いて 安心した感じだった。
なかなか お姉さん と会話する機会のない私は、追加質問することにした。
「 あのー 、 このクレジットカードでは 鍼治療は請求対象外 ってことは承知しましたが、他のカードでは 鍼治療も請求できるケースもあるんでしょうか?」
お姉さんからの回答は 「yes 」だった。
「 クレジットカード毎に 保障内容が違うんです。 鍼治療も医師の診断書があれば 請求できるカード付帯保険もあります。」 ということだった。
いやはや、本当に カード付帯保険 の内容って 実際に請求してみて 、保険会社から 電話があるまで 支払い対象なのか、そうでないのか、分からないのだ。
以上 (10/31 記)