gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

九皇大帝 フェスティバル ( 心頭滅却で死んじゃった )


「心頭滅却すれば火もまた涼し (しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし) 」 ということわざがある。


無念無想の境地にあれば、どんな苦痛も苦痛と感じない、という意味で、1582年甲斐かい国の恵林寺が織田信長に焼き打ちされた際、住僧快川かいせんがこの偈げを発して焼死した時の辞世の句だ。



マレーシアの華人の行事の一つに 九皇大帝祭 がある。


キャメロン高原に住んでいた時、コンドミニアムの直ぐ横が 九皇大帝を祀る道教寺院だった。



毎年 秋に その道教寺院で 大音響のスピーカーを使って 深夜まで お祭りをするのだが、その音響が生半可ではない。


歌曲を流し、プロのダンサーが踊るとか、時間帯によっては歌手が登場するのだが、大スピーカーで音響も最大限にするので、空気が振動して 私の部屋のドアがガタガタ揺れるのだ。



それが 9日間 続く。


午前1時くらいに ようやく終わり、翌日は夕方6時くらいから また再開だ。


本当に 参った。






部屋にいても この大音量にはなすすべもないので、二日ほど 見学に行った。



祭の最後には 火渡りの行事があった。



まさに 心頭滅却すれば火もまた涼し の行事だ。





キャメロン高原での九皇大帝フェスティバルを思い出していたら、こんな記事があった。



Famous Taoist priest dies during ‘steaming man’ ritual - Nation | The Star Online


http://www.thestar.com.my/news/nation/2017/10/24/famous-taoist-priest-dies-during-steaming-man-ritual/



死んじゃった そうだ。


やはり 無理しちゃいけないのだ。



以上 (11/12 記)