パプアニューギニアへの移住計画 (その6) ( マレー人 と パプア人 、 ウォーレス線 )
パプアニューギニアは移住には適さない と判明した。
したがって 本稿は 表題の 「移住計画 」とは もはや無関係な内容だが、これまで パプアニューギニアシリーズとして書いているので、そのままの表題を使っている。
そもそも パプアニューギニアへの移住計画 を考えたのは、世界地図で見ると、マレーシアのすぐ隣にインドネシアもパプアニューギニアも位置しているので、 人種や風俗習慣も似ているのだろう と思ったからだ。
マレーシアでの長期滞在期間中にマレー系の人々の生活習慣に親しむことができるようになれば、パプアニューギニアに行っても 違和感なく生活できるんじゃなかろうか、と、なんとなく そんな感じだった。
パプアニューギニアはマレーシアに近い と言っても、マレー半島ではなく、ボルネオ島から近いのだ。
ところが ボルネオ島 あるいは カリマンタン島 の人々というのは、どうも マレー半島にいる いわゆるマレー系の人 とは異なるんじゃないか と思うのだが、どうも そこら辺が もやもや としているのだ。
ボルネオ島にあるサバ州 サワワク州 は マレーシア連邦の中も特別な州であり、マレー半島の他州 とは異なる強力な自治権を持っている と説明されている。
そのことを読んだ時、そうか マレー半島のオランアスリのような人々が ボルネオ島では多数派で、 要するに ボルネオ島の部族民が マレーシア連邦に加入するに際して、ボルネオ-オランアスリ の自治権を保障することを認めさせたんだろう、 と思った。
そして パプアニューギニアにも ボルネオ-オランアスリ と同じ 人種がいるのだろう、 と考えた。
したがって パプアニューギニアへの移住ステップとしては、一旦 コタキナバル辺りで 準備滞在し、ボルネオ-オランアスリ の生活習慣を勉強してから、パプアニューギニアへと向かう という二段階方式を予定していた。
最近 読んでいる本 (マレー諸島) に ウォーレス線というのがあった。
ウォーレス線を挟んで、パプア人 と マレー人 は人種が異なるというのだ。
この本は チャールズダーウィン と同世代の ARウォーレス という人が書いた本だ。
ARウォーレスは 1854年〜1862年マレー諸島に行き、各地の自然-民族を研究し、進化の自然選択説および動物地理学を確立したことで知られる。
この本の上巻 55ページに こんなことが書いてある。
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人種の比較
マレー人とパプア人は身体的、精神的、道徳的特徴のことごとくが根本的に異なることが分かった。
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これって どういうことだろう、特に 精神的とか道徳的 の根本的な違い って、具体的には、なんだろう、 と 気になっていた。
そしたら 最近 パプアニューギニアで こんな事件の 記事があった。
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パプアの少女を救出=「魔女狩り」で大けが
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それで 他にも パプアニューギニア関係記事を探したら、色々 出ている。
めった刺し後に局部切り取られ、食べられた 本当に恐ろしいパプアニューギニアの魔女狩り文化と「プリプリ」
世界で最も“石器時代”に近い国はドコ!?
脳を生のまま食べるカニバリズム集団 ― ジャングルの奥地に潜む人喰いカルト=パプアニューギニア
ホンマかいな!
以上 (11/21 記)