gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

ミステリー消滅MH370航空機の再 捜索 ( no find, no fee “deal” )



Malaysia signs contract with US firm to continue MH370 search



https://www.thestar.com.my/news/nation/2018/01/10/malaysia-signs-contract-with-us-firm-to-continue-mh370-search/




2014年3月8日に KLから北京に向かって飛行中のマレーシア航空機MH370が マレーシアとベトナムの間の南シナ海上空で、管制レーダーから突然消滅した事件は しばらくの間 どこにも残骸の手がかりがなく、なんともミステリーな事件だと、世間を騒がせていた。



マレーシア政府は同月24日、「イギリスの衛星通信会社インマルサットが捉えた衛星情報の解析の結果、同機がインド洋南部に墜落したとみられる」と発表したのだが、なにぶんにも 残骸が発見されていないことで、陰謀説やらバーミューダトライアングル説やら、各種の憶測が飛び交った。



その後 同機の破片のごく一部がインド洋西側の海岸で発見されたので 空中に消えたのではなく やはり海に墜落したのだ、という結論になっている。



しかし フライトレコーダーなどの回収はされておらず、墜落地点も 墜落原因も 全く不明のままだ。



これまでの捜索としては 南インド洋の海底が中心だった。


マレーシア、オーストラリア、中国の3カ国による広大な範囲の海底捜索活動が行われたのだが、手掛かりが見つからないまま、2017年1月17日に捜索は打ち切られている。



他方 海岸に流れ着いた残骸物として、これまでに同機の一部であると確認された3個の破片は 全て インド洋の西側の海岸で発見されている。


Only three confirmed fragments of MH370 have been found, all of them on western Indian Ocean shores, including a 2m wing part known as a flaperon.






マレーシア政府は 新たに 米国の海洋探索専門会社と MH370の捜索契約を締結し、この米国の専門会社は 1月中旬から捜索を開始すると言う。




気になるのは 捜索費用だ、マレーシア政府は 一体幾ら支払うのだろう、と思って 記事を読んだら、no find, no fee" deal. だそうだ。



この契約内容って 米国の探索専門会社にとって どんなメリットがあるのだろう?


MH370は金銀の財宝を積んだ沈没船じゃないのだ。




考えてみた。 慈善事業じゃあるまいし、ビジネスとして成立するなんらかの前提を この会社は設定している筈だ。


私なら 次のとおりだ。



契約条件


1) マレーシア政府から一切の指示は受けない、

2) いつでも中止できるし、勝手都合による捜索中止ペナルティもなし、

3) 残骸物らしきものを発見した際にも マレーシア政府への事前連絡や引き揚げ承認の手続きは不用、

4) MM2Hの残骸と確認する作業はマレーシア政府の責任で行う、



そして アフリカ東海岸沖の海底探索に出動するのだが、ただし 出動目的としては、スペイン/ポルトガル の沈没船で金銀財宝を満載したものの発見が第一目的だ。 その際に たまたま MH370の残骸らしきものも海底から発見されたら、引き揚げて、マレーシア政府から 報奨金をいただくのだ。


更に、ディスカバリーチャンネルに 発見時の録画を売ることで、 放映権として 多額のfeeも期待できる。





(補足)


実際の契約内容は次のとおりだ。


Under the agreement, Ocean Infinity will only be paid if it finds the plane’s wreckage or the flight recorder within 90 days.


Its primary mission is to identify the location of the wreckage or the flight recorders, and present considerable and credible evidence to confirm the exact location of the two main items, said Liow.


The payment agreed is subject to where the wreckage is located.


If the wreckage is found within a 5,000 sq km primary search area, the firm will be paid US$20mil (RM80mil).


The fee can go up to as high as US$70mil (RM280mil) should the plane be found beyond a 25,000 sq km search area.


“We hope with this search expedition, we can find answers and closure to this incident,” Liow said, adding that family members of those on board MH370 will receive updates on the expedition’s progress.


The Beijing-bound aircraft went missing on April 8, 2014, after departing Kuala Lumpur Interna­tional Airport.


No sign of the plane was found during the Australia-led search and the operation was suspended in January last year.



US firm engaged to search for MH370 - Nation | The Star Online



https://www.thestar.com.my/news/nation/2018/01/11/us-firm-engaged-to-search-for-mh370-ocean-infinity-to-begin-mission-to-identify-location-of-wreckage/


Norwegian vessel to arrive at MH370 search area this weekend | New Straits Times | Malaysia General Business Sports and Lifestyle News

https://www.nst.com.my/news/nation/2017/11/300052/what-should-you-do-if-your-car-becomes-trapped-flash-flood




以上