音声自動翻訳機 (専用グローバルSIMはマレーシア非対応)
http://www.sourcenext.com/product/pocketalk/?i=fb
友人が 日本から 最新の音声自動翻訳機を持ってきた というので、性能状況を聞いてみた。
広告宣伝では 日本語で音声入力すると、指定した他言語に翻訳の上、出力も音声でなされる 優れもの の機器だ。
もちろん 他言語で音声入力して 日本語での音声出力も可能だ。
利用できる言語は、日本語⇄ 英語 だけでなく、日本語⇄中国語 もオッケーだし、 日本語⇄フランス語 もオッケーだ。
この機器さへあれば、ヨーロッパ旅行も安心だし、マレーシアでも 田舎街で マレー語しか通じない場合でも大丈夫そうだ。
友人は 日本で昨年末に注文したら 予約待ちの状況で、ようやく今年の三月なって入手できた と言っていた。
それだけに 期待が大きかった、友人は この最新兵器を使って キャメロン高原で 不自由なく現地の人とコミュニケーションを楽しんでいるに違いない 。
そう思って、 性能状況を聞いてみたのだ。
ところが返ってきた内容は意外だった。
音声入力しても、肝心の出力が音声出力にならないというのだ。
なんでも 文字出力にはなるらしいのだが、それだと まどろっこしくて 、通常のコミュニケーションができない というのだ。
今度 キャメロンからイポーに降りて行くので その時 この音声自動翻訳機を持って行くので試用してみてくれ という。
どうも腑に落ちない。
広告宣伝の殺し文句は 「 日本語音声入力→ 他言語音声出力 & 他言語音声入力 →日本語音声出力 」だ。 それが 「日本語音声入力 → 他言語文字出力 」では 明らかに 誇大広告だ、そんな詐欺をするだろうか。
広告宣伝の内容をつぶさに読んでみた。
専用グローバルSIMカードの有効国リストがあった。
なんと 有効な国に、マレーシアが入っていないのだ。
専用グローバルSIMカードに頼らないで wifi 環境下で利用したら どうなるのだろうか。
友人は キャメロン高原で TMのwifi契約をしていないので 、音声自動翻訳機専用グローバルSIMで使ってみたのだろう。
専用グローバルSIMが マレーシア対応になっていない以上、音声出力は無理なのだ。
キャメロンの友人がイポーに降りてきたら、早速 この機器を借りて 北京語を話す台湾人の友人に会って 試してみよう。
以上 (3/10 記)