ランカウイの今日の繁栄は マハティールのおかげ
マハティールとランカウイのことを書いてある記事を2つ読んだ。
Showdown in paradise island - Analysis | The Star Online
Not everything turned to gold - Analysis | The Star Online
https://www.thestar.com.my/opinion/columnists/analysis/2018/03/11/not-everything-turned-to-gold/
マハティールは クダ州アロースターの出身だ。
webを検索してみたら、アロースターで医師として開業していた と書いてあるのだが、ランカウイはクダ州に属し 地理的にもアロースターの近くだ。
だから 医師から政治家に転身した後も マハティールはランカウイの開発/発展に大いに貢献したことが新聞記事から読み取れる。
Many of Dr Mahathir’s ideas for Langkawi were too advanced and sophisticated for the civil servants to grasp or implement, and a few of them ended up as white elephants.
ただし マハティールの進めた開発アイデアは 地元のお役人にとって あまりに斬新すぎて また 洗練されすぎたものであったようで お役人達はマハティールの 開発アイデアをしっかりと咀嚼できないまま導入を図り、その結果 無用の長物となってしまった開発物件も少なからずある と記事は指摘している。
そういった無用の長物化してしまった施設の存在は 当時 大衆には伏せられていた、とも記事は書いている。
There have been other failures which did not get publicity because of the tight control that Dr Mahathir had over the media then.
マハティールによるメディア統制がしっかりと効いていたからだ。
しかし そうは言っても ランカウイと言えば 日本でも有名なリゾート地だ。 マレーシアの中では、ランカウイはクアラルンプールやペナンと並ぶ有名地だ。
やはり マハティールの功績は大きいことは ランカウイの誰もが認めるところだ。
だから マハティールが総選挙で ランカウイ選挙区から出馬すれば 92歳(93才?)と言う高齢にもかかわらず 当選する確率は高いと見る向きも多い。
しかし そのことが マレーシア首相への返り咲きを意味するものではない。返り咲きには 野党連合が勝利し、首班指名でマハティールを選出する必要があるのだが、総選挙は与党連合の勝利という予想が圧倒的だからだ。
今 ランカウイへ来る外国人旅行者の多くが 中国本土からの中国人だ。
The Chinese make up 70% of international tourist arrivals, many of them flying in on direct flights from Guangzhou. They speak Cantonese and you think they are locals until you find them eating their salad with chopsticks and dipping roti canai into their soya bean drinks.
その比率は 70%にもなるという。
中国本土南部からの観光客なので 広東語を話す。 だから 広東語を聞いて ランカウイの地元の日は マレーシアの華人がランカウイに遊びに来ているな、と思うのだが、よく見ると 彼らがサラダを箸を使って食べたり ロティチャナイを豆乳ドリンクに浸しているのをみて、あー こりゃ 中国本土からの観光客なんだ と気づくのだ。
(3/15 記)