火災保険 3 ( 不在期間超過 特約 を付けると 保険料が追加に。)
90日以上 不在の場合は 火災保険が出ない (ただし Endorsement あれば別) という条項があるのを知って、その場合でも保険が出る特約(Endorsement)をつけて欲しい旨を連絡した。
土曜日に その旨の メールを保険会社の マネージャー宛に送ったのだが、数時間もしないうちに 返事が来た。
「ご要望に対応します。」 と書いてある。
安心した。
ところが 2日後の月曜の朝に メールが来た。
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特約をつけるにあたって、追加保険料がかかる、計算式は これこれである。ご納得であれば 支社に来ていただき 追加支払いの手続きをして欲しい。 そうすれば 保険契約の事務手続きを進めて 保険証券(特約条項付き) を数週間以内にお渡しできるようにする 。
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不在期間が長期になると 保険が出ない という一般条項は 日本の火災保険では聞いたことがない。
アメリカでも そんな話は聞いたことがない と近所のアメリカ人夫妻は言っていた。
ただし アメリカの場合、保険規制は州によって異なる可能性があるので、少なくとも 彼らが住んでいたサンフランシスコのあるカリフォルニア州の場合であり、他州では 同じような不在期間超過免責の一般条項があるかもしれないのだが。。
でも まぁ 良かった、このことに気づかず 日本にのんびりと帰国していて 日本滞在期間が年間90日を累積で超えてしまう状況で 火災とか 水漏れとかで建物が損害を受けてしまい 保険請求したら パスポートの提示を求められて、保険金はお支払いできませんと言われたら、何の為に保険料を支払っていたのか、ということになるところだった。
早速 支社に行き 追加保険料を払ってきた。
この話をアメリカ人に伝えたら、追加保険料の計算式をみて、追加保険料は ムーバブルコンテンツの付保金額に 9カ月という期間と 追加保険料率を乗じて算定されているが、これじゃ コンテンツ損害はカバーされるとしても 建物損害部分はカバーされないのじゃないのか、と聞いてきた。
そんなはずはないはずだ。
保険会社にしてみれば、住人不在期間に電気器具や調理器具からの失火や漏電や暴風/落雷などによる水漏れがあれば 不在期間が長引くとその分だけ建物内部の備品類のダメージは拡大するから、長期不在にするような家屋には多めの保険料にしないと採算が合わない ということで 特約条項で追加保険料を要求するという考え方なのだろう。
英国の保険会社の考え方がそんな風なのか、そして マレーシアでは宗主国だった英国方式を導入しているのかなぁ とも思うのだが、未確認だ。
そして この追加保険料の計算式では、建物自体は 不在中 とか在住中 とかに関わりない構造物体なので、あくまで 在住中に使用監視下にある備品類の付保額をベースにするのだろう。
まぁ そうは言っても、保険会社に確認しておく方が安全だ。
早速 以下の照会メールを保険会社マネージャー宛に出しておいた。
I understand that damage on both contents and building will be covered with the endorsement regarding “more than 90days absence”.
The additional premium for the endorsement of which I payed today is calculated based on contents coverage amount only, though, it will ( I believe it should )cover both on contents and building in case of “Unoccupancy in excess of 90 days”.
Is my understanding correct?
以上 (3/26 記)