gary1212のブログ : マレーシア、イポーからの異文化体験のお便り日記 を更新中。 日記なのですが 毎日じゃなくて、数日に一回程度です。

滞在期間がマレーシア以外の時は、「番外編」のタイトルにしています。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。
マレーシアと日本の文化の違い発見、地方への旅行で見つけた発見、などなど。
ブログの目的は、自分自身用の日記ですが、公開日記にすることで 情報を調べたり、確認する必要があるので、脳機能の活性化になっています。

マレーシア総選挙 休み明け マーケット状況 ( パニックはなし )



Malaysia's markets show no post-election panic | New Straits Times | Malaysia General Business Sports and Lifestyle News



https://www.nst.com.my/business/2018/05/369235/malaysias-markets-show-no-post-election-panic#cxrecs_s



5/9の総選挙日を含めて5連休となったマレーシアのマーケットが 5/14の連休明けにどうなるか、気にかかっていたが 大きな混乱(パニック)はなかったようだ。



次のセンテンスが 5/14マーケット状況の総括だ。


Stocks in Kuala Lumpur recovered from an early slump to fluctuate between gains and losses. While the ringgit weakened, its move was smaller than what was implied from forwards in the aftermath of last week’s result. Bonds fell.



KL証券取引所での株価はマーケット開始後は値下がりしたものの そのあとは回復し、通貨(リンギット現物相場)も弱含みとなっているが、連休中も取引された先物相場(注)の変動幅よりも 少ない変動幅だった。なお、債券相場は下落した。


(注) 通貨マーケットについては 連休中も 国外で先物取引がなされている。




通貨価値を支える長期ファンダメンタルとして、 マレーシアの場合には 経常収支は黒字基調であり、国外債務残高も低いところから ツナミ的な政権交替があったものの リンギットのパニック売り とはならず、 ということだと 解説されている。


The ringgit will reflect Malaysia’s fundamentals over the longer term, with the economy backed by a current-account surplus, healthy reserves and low external debt, Governor Tan Sri Muhammad Ibrahim said.



「GST廃止と 燃料補助金制度復活 」という新政権下での公約実施が与える財政への影響は不透明要素があるものの 原油価格の値上りで歳入は確保される という読み もあって 株式市場も通貨市場も 大きな混乱なし だった ということなのだろう。



“While there will be near-term uncertainty over the fiscal impact of the new government’s policies, especially abolishing GST and reintroducing targeted fuel subsidies, higher oil prices will provide a boost to government revenues.”



と、ここまで読んできて ちょっと気になることがある。それは 国外債務残高が少ないという点だ。


ということは 1MDBやFELDAが資金調達した際の発行債券は 大半がマレーシア国内で引き受けされているということじゃないだろうか。


となると 引き受け手 としては mutual fund とか 公務員年金基金など だ。


危ないなぁ、、、高利回りに目が眩んで 迂闊に mutual fund に手を出さないことだ。






マレーシアでの選挙結果は近隣諸国にもショックを与えた。 サウスチャイナポストの記事を読むと フィリピンやインドネシアの現政権についても書かれている。


A bullish sign from Malaysia, of all places | South China Morning Post


http://www.scmp.com/business/companies/article/2145772/bullish-sign-malaysia-all-places


フィリピン

Philippine President Rodrigo Duterte might remember the will of voters -– that his popular mandate is battling corruption and economic inefficiency, not waging a war of choice against the drug trade. He might be reminded that his job is to create good-paying jobs at home, not facilitating the export of ever more Filipinos to work in Singapore, Hong Kong and Dubai to send money back home.



インドネシア

Indonesia’s Joko Widodo, meantime, will be heartened to see democratic forces overcoming efforts to manipulate the media and religious and ethnic sentiment in a key Muslim-majority neighbour. Widodo, after all, faces exactly these headwinds ahead of the 2019 national election.



今回のマレーシアでの衝撃的な総選挙結果が導火線となり 東南アジアで 約 20年前に起こったアジア通貨危機(注)の再来とならなかったのは幸いだ。



(注) 1997年7月のタイ・バーツの変動相場制移行に端を発し、インドネシア、韓国など東アジア諸国に波及した通貨危機。



以上 (5/14 記)