gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

(1) 1リンギット=100円 の時代があったなんて! ( 2) ソフトローンってなんだ?


In 1983, Dr. Mahathir had too, borrowed 81.5bil yen from Japan. At the time, the exchange rate is about RM1 to 100 yen, thus we were supposed to owe Japan about RM8.15bil,” she said, adding that 20 years after that, the yen appreciated almost 3.73 times against the ringgit.


知らなかったなぁ、1RM が 100円 だった時代があったなんて。


1983年 マハティール政権時代に 日本から円借款をした時の 為替レートだ。


それが今では リンギットは対円相場で大きく下落しており、逆に円相場は対リンギットで 3.73倍上昇している。






Yen credit may increase external debt, says Wanita MCA


https://www.thestar.com.my/news/nation/2018/06/14/yen-credit-may-increase-external-debt-says-wanita-mca/



この記事では マハティール首相は安倍首相の会談で ソフトローンでの円借款の要請をした とも書いてある。


なんなのだろう、ソフトローンって?


Prime Minister Tun Dr Mahathir Mohamad has asked Japan to extend its yen credit in the form of soft loans, some of which may be used to retire old loans to offset high borrowing costs during his courtesy call to Japan Prime Minister Shinzo Abe recently.


マハティールの目論見としては、既存のローンで 高コストのものについて 低コストのローンに切り替えをしたい、ということのようだ。


そのためには 高コストローンを一旦返済する形式をとり、その返済原資として 低コストのローンの融資をして欲しい、ということだ。


多分 ソフトローンという表現は 資金使途に制約を設けない円借款 という意味じゃないだろうか。


だから 既存の高コストローンの返済に使っても 良い ということになる訳だが、端的に言えば 「返済猶予、債務減免」のお願い というだ。



この点、日本の新聞ではどのように報じているのか、調べてみた。





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 安倍晋三首相は12日、来日中のマレーシアのマハティール首相と会談した。両首相は、教育や人材育成の面で交流を強化し、南シナ海などの海洋安全保障分野でも連携していくことを確認。日本からマレーシアに対して新たな円借款を検討することでも一致した。



https://www.asahi.com/articles/ASL6D3C1VL6DUTFK003.html


安倍首相、マレーシア首相と会談 新たな円借款を検討


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新たな円借款 としか 書いてない。


なんだろう、この日本の新聞は。 ちょっと 内容に乏しい過ぎるんじゃないだろうか。。。



以上 (6/14 記)