gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

番外編 : (1) ワルシャワ空港での baggage claim トラブル (2) GST還付の失敗



アメリカのワシントンDC空港発のSAS(スカンジナビア航空)に搭乗し、 コペンハーゲン乗り換えでワルシャワ空港に到着した。


コペンハーゲンでの乗り換え時、空港内で EU内への入国ということで パスポートコントロールを通過しなければいけなかった。


ポーランドがEU域内とは知らなかった。



ワルシャワ空港に到着時、baggage claim で 荷物が出てくるまでには 国際線で到着したのだから 時間がかかるだろうと思った。

そこで途中で 免税ショップでゆっくりした後で、 荷物コンベアに向かった。



ところが コンベアはすでに停止しており、預けたスーツケースがどこにも見当たらない。


EU圏内に入っての航空機移動だったので、国内線と同様システムだったのだろう、預かり荷物の 航空機からの搬送は 短時間で完了してしまったようだ。


預け荷物を待っている乗客は もう誰もいない。




慌てた。


預けたスーツケースなしでは、着の身着のままでのポーランド旅行になってしまう。




ロストバッゲッジのオフィスに行った。



探して 見つかれば 滞在先ホテルの届けてくれるというシステムなのだが、盗まれた場合は どうしようもないし、見つかった場合でも 滞在先ホテルを次々と移動予定の場合は 大変な事態になる。



ロストバッゲッジオフィスで 並んで ロスト申請をするのだが、 最初のホテル所在地と 自分の連絡メールアドレスを申請書に記載した。


連絡用の携帯電話番号も書け と言われたが、まだ 現地SIMカードを購入前で 、スマホで利用できる現地電話番号がない。


連絡メールだけ が頼りだが、やむを得ない。




ラインナップし、ロスバゲ申請手続き完了までに 30分以上 もかかってしまった。



いやはや 今回は 勉強させていただいた、EU圏内に入っての航空移動は 国内線と同じように預け荷物の取り扱いになるのだ。


税関の検査官はおらず、荷物を取ったら直ぐに出口から外に出れる。


これじゃ 誰かが荷物を盗んで出て行っても全く気づかれない。




乗り換え空港で EU圏内パスポートコントロールを通過した場合は、ついそのまま 国際線の気分が継続しているのだが、国内移動に気持ちを切り替える必要がある。




なお、荷物はロスバゲジ申請を終わって 失意に暮れて トボトボと出口に向かう最中に 幸運にも自力で発見できた。


停止していたコンベアが 動いたのだろう、壁の向こう側でストップしていた荷物が ロスバゲジ申請手続き中に 壁の向こう側からぐるりと回って 出てきて コンベアの上で 止まっていたのだ。


トボトボと出口に向かって 歩き始めて、恨めしげに コンベアを振り返って見たのが良かった。


私の荷物だけが ポツンとベルトコンベアにあった。




以前にも イタリアミラノ空港で ロストバッゲッジ騒ぎがあったことを思い出した。


私の荷物だけが最後までベルトコンベアから出てこない。他の乗客の最終荷物がベルトコンベアに出てきた後 30分近く待っても 何も出てこない。 しかたないので ロストバッゲッジ申請に行こうと思った。


念のためと 出張の同行者が ベルトコンベアに上がって コンベアの出口から中を覗いてくれた。


なんと 私の荷物が 引っかかって いた。 コンベア出口の角に 荷物の位置が悪かったのか、引っかかってストップしていたのだ。





今回 ワルシャワ空港でのロストバッゲッジトラブルで この教訓をしっかりと学んだはずだったのが災いして、帰路 ポーランド出国時に GST 還付で失敗してしまった。


ワルシャワ空港で パスポートコントロールを通過してから GST還付オフィスを探したのだが 見つからない。


そこで そうかEU圏内から外に出るコペンハーゲンでの乗り換え時に パスポートコントロール付近にGST還付オフィスがあり、ユーロで返金してくれるシステムなんだ、と勝手に解釈した。


ポーランドは通貨はズローチだが、GST返金はユーロでくれると思ってしまった。




しかし 1時間ほどしてから ワルシャワ空港内で搭乗ゲートに移動中 どうもおかしなと思って、通路を歩いていた制服の人に聞いたところ パスポートコントロールの前にあるという。


ワルシャワ空港から国際線でアメリカに向けて出国する場合で EU圏外への出国となるのは コペンハーゲンでの乗り換え時のパスポートコントロール通過の時点の筈だ。



しかし EU圏内と言っても 全ての国がユーロを使用しているわけじゃなかった。


GST還付請求は EU圏出国のパスポートコントロール前の段階でするのではなく、使用通貨国の出国パスポートコントロールの前の段階でするのだった。


そして ポーランド通貨の場合は、帰路の旅程において それはワルシャワ空港でのパスポートコントロール前だったのだ。



以上