gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

リバイアサン 1 ( マレーシアの行方 、 図書 「 海の帝国」 )


リバイアサン とは、教会権力から解き放たれた国家のことで 広義には 「近代国家」 とでも言えば良いのだろうが 確立した近代国家 ではなく、よちよち歩きの段階の近代国家 だ。


このリバイアサンという単語が頻出する図書を読んだ。


「海の帝国」という表題だが マレーシアに関連する歴史も 書かれていると知り 、2000年初版で ちょっと古い本だが 読んでみた。



難解な文章が多く、 著者は 「別に難しいことを言っているのではない 」と繰り返しているが、なかなか難しい表現にタジタジしながら なんとか 読み終えた。


学者の書く文章というのは なぜ わざわざ分かりにくくしているのだろうかと いささか 腹が立ちながらも、後半の章は 最近の 中国の一路一帯やインドネシアの通貨下落 のこともあり 興味深く読んだ。




1) 米国の覇権主義に対応しうるのは 中国の覇権主義だけだ。


2) しかし 覇権主義と言っても 中国は19世紀の覇権主義を 現代に推し進めようとしている。


3) 中国人華僑ネットワーク の影響、 タイ と インドネシア の相違、、、、 。


4) 曼荼羅 と リバイアサン 、、、、。





一回 読んだだけでは わかったような気にもなるし、やっぱり わからないなぁ 、 ということで、いずれ マレーシアでの最近の事象を当てはめながら もう一度 読んで見よう と思う。




( 以下は 私の妄想にすぎない。)


1) ナジブ政権下で 親中国政策として推進された諸諸の大型プロジェクト は 中国の19世紀スタイルの覇権主義の表れだったんだろうか、


2) マハティールに交代して フォレストシティプロジェクトほか の見直しが発表されたが、そもそも 圧倒的に有利とされたナジブ が なぜ 総選挙で 敗北したのか。


3) 1MDB スキャンダルを 大きく取り上げたのは 米国WSJ だったが、マレーシアの総選挙にも 米国の操作活動が入り込んでいた可能性はないのか。


4) トランプ大統領の選挙勝利に関して ロシアによる選挙操作疑惑が取り沙汰されているが、その手口を米国のCIAは研究し、マレーシアでの総選挙に応用することにした んじゃないだろうか。


5) マハティールの選挙勝利の勝因は 中国の覇権主義を打ち砕こうとした米国がマスメディアやSNSを通じて マレーシア国民の意識操作を行い、、、、、



以上 (9/13 記)