リバイアサン 2 ( 重商主義 、 マハティールによる巻き返し、 モンロー主義 )
以前のブログに 中国の覇権主義 のことを書いた。
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https://gary1212.muragon.com/entry/530.html
リバイアサン 1 ( マレーシアの行方 、 図書 「 海の帝国」 )
2018/09/22 06:00
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マレーシアは リバイアサンだが、中国は アメリカと覇権を争うまでになった大国だ。
図書「海の帝国」は2000年初版であり 約20年近くも前に書かれた内容ではあるが、その中の次の指摘は 現在 問題となってきている 「一路一帯」戦略の本質を予測していた と言える。
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しかし 覇権主義と言っても 中国は19世紀の覇権主義を 現代に推し進めようとしている。
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リバイアサンの国にすぎないマレーシアにとっては、超大国である中国の覇権主義を如何に かわす か 、 さもないと マレーシアは中国の植民地になってしまうと マハティールは怖れている。
だから マハティールとしては ナジブ政権下で進められてしまった中国主導での大型プロジェクトの見直し(撤回)を 強力に推進している。
ところで この中国の覇権主義だが、かつての欧米列強が採用していた「重商主義」そのものだ、という記事を読んだ。
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http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54192
アフリカを植民地化しつつある中国の一帯一路
欧州列強の重商主義より質が悪く、警戒と批判の声相次ぐ
2018.9.26
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アメリカと覇権を争う中国だが、覇権の手段が異なる と 「海の帝国」では論じていた。
具体的には 重商主義 政策を中国は採用しようとしている ということなのだろう。
重商主義 を調べてみた。
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重商主義
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E5%95%86%E4%B8%BB%E7%BE%A9?wprov=sfti1
16世紀末から18世紀にかけて西ヨーロッパ諸国において支配的であった経済思想とそれに基づく政策。自国の輸出産業を保護育成し、貿易差額によって資本を蓄積して国富を増大させようとするもの。
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ふと思った、 米国も トランプ大統領になって アメリカファーストポリシーで、関税をかけて 保護貿易政策を推し進めようとしている。
これも 重商主義の範疇に入るのだろうか。
中国の一路一帯は 植民地を拡大する方式での重商主義政策だが、米国(トランプ大統領)は 植民地は求めていない ので 重商主義には該当しないんだろうなぁ。
(米国トランプは モンロー主義 のような感じがするのだが、、、、)
以上 (9/26 記)