マレー鉄道 乗車記 : 華人のおっさんとの会話
Ipoh 鉄道駅から KLセントラル駅 まで 鉄道に乗って見ました。
ipoh 駅で乗車して指定座席に座っていたら、華人のおっさんが来て 切符を見せろ 言いました。
そこは俺の席じゃ という顔つきです。
私が切符を見せて 「ここはおっさんの席じゃないですね。私の席ですよ」 と説明したら 、おっさんはうなづいて私の隣に座りました。
しばらくすると、おっさんがまた私に言いました。
おっさん: 「お前は 日本人か? どこまで行くんだ?」
私: 「そうです、私はジャプン人で、KLセントラルへ行くのですが、そういうおっさんはどこへ行のですか?。」
おっさん: 「KLセントラルの手前の旧クアラルンプール駅じゃよ。」
また しばらくして どうもおっさんは私の事が気になるようで、足下に置いた私のカバンを見ます。
そして「カバンは上の棚に置けるぞ、そのほうがいいぞ」 とか うるさいのです。
ご親切なアドバイスはありがたいが、カバンが盗まれるといけないので、「Thank You, でも私は足下のほうがいいのです」 と 感謝の返事をしました。
おっさんは納得して うなづくのでありました。
ぼんやりと外の風景を眺めていると またまた おっさんは 更に 私に聞くのです。
おっさん: 「お前は切符代金、いくら払ったのだ。」
私: 「35RMですが、それが何か。」
それを聞いたおっさん、「たまげた!! なんでそんなに払ったんだー!」 と言うのです。
そして 私に またもや 「切符を見せろ」 と言うのです。
どうして なんども 他人の切符を見たがるんでしょうね〜〜。
でも減るもんじゃないので 見せてあげました。
おっさん、私の切符を見て 確かに 35RMであることを確認した後、私に言いました。
おっさん: 「ワシは 切符代金 22RMだったぞー。」
それを聞いた私が、今度はたまげてしまいました。
KLセントラル駅も旧クアラルンプール駅もIpoh 駅からはほぼ同距離なので、同一料金のはず。
でも私はおっさんに 「切符を見せろ 」とは言いませんでした。
車内は快適でしたが、冷房がガンガンに効いていたので、持参したセーターを着ました。
でも おっさんを始め、他の乗客は半袖シャツのままで平気のご様子でした。
(後記)
おっさんと私の切符代金の違いはどうやらシニア割引らしいと事後判明。
マレーシアには外国人にも適用されるシニア割引とマレー人のみに適用されるシニア割引がありますが、マレー鉄道のシニア割引は外国人にも適用らしいです。私もシニアなので ちょっと 損した気分です。