ゴーン家の家訓 (1)とても翻訳とは思えない、(2)逮捕/勾留マレーシア新聞紙の取り扱い、 (3)真の離婚原因
マレーシアの新聞では 日産のゴーン逮捕の件 をどのように取り扱っているのだろう とオンライン新聞をひらいて 検索欄に Ghosn という単語を 入れてみた。
検索記事が時系列でリストされるので 関心度合いの傾向が直ぐに分かる。
日本の新聞記事内容と比較するに 、同じような現在進行形で、かつ 同じ報道頻度で、また同じ内容で、取り上げている。
大手通信社からの配信記事を そのまま 取り上げているだけで マレーシアの自動車業界に与えそうな影響とか、何か 追加している内容は特にない。
マレーシアにも日産のアッセンブリー工場はあるようだが フランス:ルノーのような雇用への影響問題はない規模だから 大手通信社からの配信記事をタイムリーに流しておけば充分だ、ということなのだろう。
ゴーン家の家訓 を読んでみた。
著者は 妻だ。
日本語への翻訳図書だが 翻訳らしさを一切感じない日本語になっている。
最初から日本語で書かれた本を読んでいる感じだ。
翻訳者が極めて有能ということなのか、それとも著者が多言語話者なので 原文自体に何か特徴があるのだろうか。
英語、フランス語 のほか 子供の前では分からないようにアラビア語で話すこともある と書いてあるが、多言語話者って 便利なんだ。
マレーシアにも多言語話者は多い。
北京語+広東語+英語+マレー語 を不自由なく操る華人は少なくない。
でも タミール語やヒンズー語まで カバーしている華人は見かけない。
ゴーン家の家訓 だが 完読はしなかった。
ゴーン家というので カルロスゴーンのことが中心に書かれているだろう と思って読み始めたのだが、違ったからだ。
妻 である リタゴーン の教育方針/思想 がメインとなっており、著者の強烈な個性が 満ち溢れた内容になっている。
夫 カルロスゴーンも 指導力/リーダーシップで日産を再建したということは 夫も 強烈な個性 の持ち主と同義語だ。
結局は 強烈な個性と個性のぶつかり合いで 離婚してしまったんだなぁ 、。
強欲ゴーンvs.日産「離婚訴訟費用まで」【先出し全文】(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181120-10000474-bunshuns-bus_all
両雄 並び立たず
Birds of prey do not flock together.(猛禽は群をなさず)
If two ride upon a horse one must sit behind.(一頭の馬に二人の人間が乗れば、一人は後ろに乗らなくてはならない)
He that has a wife has a master.(女房持ちは主人持ち)
以上 (12/23 記)