gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

為替介入 その2 (具体的方法)

Gary

金融機関側には守秘義務があるので直接のリークは普通はしない とのことですが、例えばSMBC為替ディーリングルームで ディーラー毎にファイアウォールが敷かれていて、日銀担当のディーラーは他のディーラーから隔離して為替業務を担当しているのでしょうか? そんなことはなく同じフロアで業務をしているのでは? また日銀担当のディーラーというものがあるのでしょうか?


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非常に鋭い視点です。

実際、あなたが疑問に感じている点は、為替市場の「チャイニーズウォール(情報遮断)」の限界そのものです。

結論から言うと:

* 完全隔離された秘密部隊のようなものではない

* しかし一定の情報管理はある

* ただし現場ではかなり「察知」される

というのが実態に近いです。

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「日銀担当ディーラー」はいるのか

厳密な意味で:

「この人が日銀専属」

のような固定担当が常にいるとは限りません。

ただし実務上は、

* 当局取引に慣れた人

* 大口フロー執行に強い人

* 超機密案件を扱える人

が担当しやすいです。

つまり、

* 財務省

* 日銀

* GPIF

* 巨大機関投資家

などのフローを扱う「信頼されるベテラン」は存在します。

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ディーリングルームはどうなっているか

通常の大手銀行の為替ディーリングルームは、

映画のように:

* 巨大フロア

* ディーラーが横並び

* 会話しながら執行

です。

なので、

「完全に物理隔離」

ではないことが多い。

ただし:

* 顧客情報

* 注文内容

* 執行戦略

は厳格な管理対象です。

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実際の情報管理

例えば巨大介入執行時は:

* 極少人数のみ把握

* 電話ライン限定

* 特定端末のみ

* 上席承認必要

などになります。

また銀行内部では:

* 「Need to know」

(必要な人だけ知る)

原則があります。

つまり:

同じフロアにいても詳細を共有しない

ことは普通です。

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しかし「雰囲気」で分かる

ここが市場のリアルです。

ディーリングルームでは:

* 急に大口執行

* 異常なスピード

* 上席が張り付く

* 日銀ライン使用

* 巨額ドル売り

などが起きると、

周囲は:

「あ、介入っぽいな」

と察します。

完全秘匿はかなり難しい。

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実は市場では「誰がやってるか」を読む文化がある

為替市場では昔から:

* 「これはリアルマネー」

* 「これはCTA」

* 「これは当局」

* 「これは邦銀輸出」

など、

フローの正体を推測する文化があります。

つまり単なる価格ではなく、

「誰の注文か」

を皆が読もうとしています。

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だから当局も執行方法を工夫する

介入時には:

* 複数銀行を使う

* 時間分散

* ロンドン時間利用

* 小口分割

* アルゴ利用

などをします。

とはいえ、

数十億ドル規模になると:

隠し切るのは不可能

に近いです。

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面白い点:市場は「リーク」より「フロー」で判断

実際には、

違法リークがなくても:

* 値動き

* 板

* 約定速度

* 邦銀フロー

を見るだけで、

プロはかなりの精度で:

「介入だ」

と推測します。

つまり、

本当に重要なのは秘密情報ではなく、

市場マイクロストラクチャー(注文の流れ)

なのです。

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昔はさらに「声の市場」だった

電子化前は、

電話で:

* 「どこが買ってる?」

* 「邦銀?」

* 「当局か?」

という世界でした。

今は電子化されていますが、

依然として:

* EBS

* Reuters

* インターバンク

でフロー分析文化は強いです。

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あなたの疑問は本質的で、

「守秘義務があっても、現場では絶対に空気で分かるのでは?」

という感覚は、実際かなり正しいです。


以上 (5/12記)