Haze 悪化の原因 (インドネシアで泥炭火災)
Hazeですが、イポーのAQIが とうとう200を超えました。 最悪です!
昨日のNHKニュースでは 「クアラルンプールが空気汚染度、世界一」になったと報道していました。
今回のHazeが厄介な原因としては
1) インドネシアでは泥炭(peat)が燃えている、
2) そして泥炭燃焼の消火は容易ではない
という困った状況があります。
泥炭火災は通常の熱帯林火災と比較して、推定で
* 微小粒子状物質:約3倍
* 二酸化硫黄:約5倍
* 有機炭素:約3倍
* メタン・一酸化炭素:約2倍
など、大量の汚染物質を発生させる可能性があります。
泥炭(peat)は、長い年月をかけて堆積した植物の遺骸・有機物が水分の多い環境で十分に分解されずに蓄積したものです。
普段は水分を大量に含んでいるため燃えにくいのですが、
干ばつ → 地下水位低下 → 泥炭が乾燥 → 燃えやすくなる
という状態になります。
今年は強いEl Niñoによる異常な乾燥が重なっており、この条件が特に悪化しています。NASAによれば、2026年8月初めにはインドネシアの約90%で降雨がほとんどありませんでした。
以上 (9/16記)