ロッカーの鍵が外れ無くて、もたもたやっていたら　隣のロッカーの爺さんが　「そっちもか、こっちもだよ」と言って声をかけてきた。

こっちはこれから浴室の向かうところだったが　ロッカーに忘れたものをとりにきたところだったので、素っ裸だ。

一方　隣の爺さんは　風呂から上がって　着衣して　帰るところだったので、素っ裸の私と異なり、服を着た状態だ。

ロッカーの鍵穴には100円硬貨を入れると開錠時に100円硬貨が戻ってくる仕組みだが、何故か　私のロッカーも隣の爺さんのロッカーも　不具合が発生したらしい。

爺さん、私に向かって　「受付の誰か、ちょっと呼んできて」　というではないか！

「阿呆、　こっちは裸だ、服を着ているおまえが呼んで来い！　」と言いたかったが、ドたわけのクソジジイを相手をしても馬鹿らしいと思い、無視した。

多分　このジジイ　家でも　こんな調子で家人に言っているんだろう。

あー　絶対にこんなジジイになっちゃダメだ、といういい見本を見せてもらったと思うことにした。

以上　(4/21記)