gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

マレーシアのフィリピンキャバレー ( ラブアン島 今昔物語 )


( 写真は 本ブログ記事のフィリピンキャバレーとは関係ありません。)




Illegal entertainment outlet workers nabbed in Labuan - Nation | The Star Online


http://www.thestar.com.my/news/nation/2017/10/31/illegal-entertainment-outlet-workers-nabbed-in-labuan/



イリーガルなエンターテイメント (Illegal entertainment outlet) って 風俗店のことだろう とは直ぐに想像がつく。


でもラブアンにそんなところがあるなんて知らなかった。



ラブアンは オフショアファイナンシャルセンターだ。


外国人金融マンをターゲットにしているフィリピンキャバレーなんだろうか。





20年ほど前に ラブアンに行ったことがある。


その時は そんな風俗店など、ふ の字のかけらもなかった。



日本の銀行も オフショアファイナンシャルセンターに支店を出していた。


駐在員の人は、この辺鄙な島に赴任してきて 何も娯楽施設がないので、 ロビンソンクルーソ の漂流記を真似て ラブアン漂流記を書いている と言っていた。



それが 20年も経つと フィリピンキャバレーができるほどの島に発展するんだなぁ。




ココス島を題材にした 鶴見良行 の ココス島奇譚 を読んだ。


読者のコメントには こんなことが書いてある。


「事実は小説より奇なりといいますが、とても不思議な作品で、考えさせられます。

鶴見良行という人は、どんなに色々なことを考えていたのかと思います。」



確かに 不思議な作品といえば そうだ。


鶴見良行 と言う人は 柳田國男のような民族学者だったように思う、ただし 舞台は東南アジアだが。




鶴見良行が ラブアン島を訪問していれば どんな本を書いただろうか。




何もなかった小さな島にフィリピンキャバレーができるまでを 年月を追って どういう過程を経て という形で綿密に 考証する 内容の本になったのだろうか。




以上 (11/12 記)