マレーシアのマスメディア ( つくば 20秒早発 謝罪 の記事 )
定刻より 20秒 早く 出発したことで お詫びを発表した つくばエクスプレス のことが欧米メディアで取り上げられた。
わずか20秒のことで謝罪するなんて 日本という国は 過剰に謝罪過ぎる 性癖がある 、大げさ過ぎる、などの反応も欧米メディアからは出ている。
つくばでは 、以前からも 早発の場合のお詫び発表をしているし、遅発の場合は30分以上の遅れを発表の基準にしている という。
早発は、ドアが閉まる合図の前に車両が動き出してしまうので危険だ、 とか、次の乗り換え電車に間に合わなくなる などの不便をかける可能性がある という理由で お詫び発表をしているようだ。
これに関して、マレーシアの新聞では どのような反応を示しているか、 日本という国は 時刻に正確で素晴らしい、という好コメントなのか、なんでも直ぐに謝る文化の国だ、 という呆れコメントなのか、 と気になった。
なにぶん、マレーシアンタイムというノンビリした時間の中で暮らしている国民性なので、マレー人にとっては 20秒の違い が 利用者にとって、一体どういう意味を持つのか、さっぱり理解できないと思うのだ。
Tokyo train company says sorry for 20-second early departure - ASEAN/East Asia | The Star Online
http://www.thestar.com.my/news/regional/2017/11/17/tokyo-train-company-says-sorry-for-delay/
Japan railway 'deeply sorry' after train leaves 20 seconds early | New Straits Times
両記事とも 特段 手放しで褒めてもいないし、かと言って 呆れるほどの過剰謝罪だ、 ということも書いていない。
ただ、日本での反応のひとつとして、ツイッターに 「日産、スバル、神戸製鋼 などで発生している不祥事を出す一方、20秒のことでお詫び発表なんて 、日本って、どうなっちゃんてるの?」 という声があることを紹介している。
おそらく マレーシアのマスメディアとしては、このような日本の謝罪発表は なんだか 分からないし、困惑するので 、単に 日本での反応を紹介するにとどめた ということなんだろう。
褒めることも茶化すこともせずに。 そういう点では 欧米メディアより まともかも。
なお、インドの時刻表には 「 列車は 本日 出発します」 としか 書かれていない 、 ということも何かで読んだが、ホントだろうか?
以上