gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

タイプーサム versus 皆既月食



1月31日は タイプーサムと皆既月食が重なるのだが、その時 インド寺院では 一体何が起きるだろうか。



何か 怖いことが起きるような気がする。




当日 夜半になり、スーパームーンは 徐々に欠け始める。


やがて皆既月食に至る時、月は血の色のブラッドムーンとなる。


タイプーサムでインド寺院に集まって人々は 夜間の空を見上げて、これはビンズーの神々の祟りなのかと恐れおののく。


針を顔や体にブスブスに刺している修行者は ブラッドムーンに興奮し、ただでさへ 陶酔と高揚感で朦朧とした意識の中、今宵 なぜか 巨大に見える月が 不気味にも 刻々と血の色に染まるのを見て、持っている針を 見物人のお尻にも ぶっ刺そう と辺り構わずに追いかけ回す。


見物人は 悲鳴をあげて逃げ惑い、警備にあたっているボランティア(Rela)も手に負えない修羅場となって、辺り一面は お尻に針を刺された見物人の血で染まる。








ゴルフ場スタート係のインド系おばさんが教えてくれた。


「タイプーサムだけどね、 インド系は タイプーサム三が日の後 1週間は働かないのよ、お休みなのよ。


えっ? 去年も見学に行ったの、あんた?


そおー。 そうなのぉ、見物したのね。


今年も同じく ブントンからYMCAまで カバチの修行者がマーチするのよ。マーチのルートは毎年なのよ。」



ブントンにあるインド寺院からYMCAの近くにあるインド寺院まで カバチを被った行者が行進するのを 昨年見物に行った。


最初に ブントンのインド寺院に行って インド系の濃厚な音楽というか打楽器が鳴り響く中、行者がカバチを被るのを見物に出かけたのだが、インド系参拝者でごった返しているものの 見物人はほとんどいなかった。


華人系もマレー系も インド系のお祭りのタイプーサムには全く無関心なのだ。


カバチの行進も 一斉に行軍するのか と思ったら 逐次バラバラ 出発だった。


以上は 昨年イポーでのタイプーサム見聞記であり、KLやペナンでの状況とは異なるのかもしれない。





インド系のおばさんが続いて言った。



「今年のタイプーサム三が日のうちの真ん中の日ね、夜はオープンしないのよ。月食だからね。」



1月31日がタイプーサムであり、三が日とは 1/30(前夜祭 )と 2/1(後夜祭 )を含む三日間 だ。


1/30 と2/1 は タイプーサムのお祭りでインド寺院はフルオープンするが、1/31は 午後6:30 でインド寺院はクローズする という。


なお ショップ(夜店)は 1/31は夜間もフルオープンだそうだ。





以上