おみさおらねば餅つく気もせず ( 対極は紀州のドン・ファン )
中野好夫のエッセイの中に出てくる言葉だ。
彼の曽祖父は儒者だったが日頃綿密な日記をつけていた。
現代で言えば 「ブログ日記」 に相当しようか。
その日記に「たった一行だが真の名文」があった というエッセイだ。
それが 「おみさおらねば餅つく気もせず」。
なるほど これほどの深い嘆きはない という心情がよく伝わる。
( 以上は 中野孝次 「老いのこみち」からの要旨抜粋 )
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( 感想)
お互いが「おみさおらねば」の悲嘆を味わうことがないようにするには 「女性が年上で 男性が年下」という組み合わせが良い。
そこで理想的な年齢差を考えてみた。
平均余命の表を使うと 6歳年上の女房が良い ということになる。
怪死した紀州のドン・ファンさん とは 対極にある考え方だ。
以上 (12/30 記)