対中国政策の見直し ( 中国からの投資案件 、 汚職/腐敗/賄賂の並行調査も? )
ナジブ政権が 中国からの投資に依存して経済発展を図ろうとしていたことに対し、 「マレーシアを中国に売り渡すつもりか!」という批判キャンペーンも出ていたとおりだ。
マハティールは 「自分としては 特段 中国政府の 「『一帯一路』政策に異議を唱えているわけではない 」と言いつつも やはり 超大国の中国パワーがマレーシアに及ぼす影響を懸念しているのだ。
一体 現状 どのような中国による大型投資案件があるのか、について 一覧できる資料が掲載されていた。 (写真)
マハティールは 1MDB 疑惑の解明が一段落したら 次に この中国からの投資案件内容の見直しに精力を傾けるのだろうと思う。
その際に これらの 中国案件に関して 「汚職/腐敗/賄賂 」などの行為の有無も合わせて調査していくのじゃないか、と思うのだが、果たしてどうだろうか。
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134 billion reasons for Mahathir not to rethink Chinese investment
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Malaysia may renegotiate some deals with China: Mahathir
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Should Mahathir Mohamad’s win worry Chinese investors in Malaysia’s Forest City?
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上記の各記事は こんなに大きな投資予定額になっている以上 もはや後戻りはマレーシア経済の発展上 損となるので進むしかない とか、特定の案件についてのみ条件面の見直し方向(再交渉)で進むのだろう とか、色々な推測が書かれている。
「 Too big to fail 」なのだろうが、これから どんな事になっていくのだろう。
以上 (5/19 記)