gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

海外暮らしリタイヤのコロナ後の運命 (マクドナルド指数、与太記事) 




「コロナ後は以前の『当たり前だった日常』には戻れない、行動様式の変容が必要になる」 という標語をよく見かける。


マレーシアに暮らすMM2Hにはどのような影響が出るのか、気にかかる。


ちょっと考えてみた。



1) 仕事のやり方がテレワーク中心に変わることになっても 既に退職して年金生活のMM2Hにはほとんど関係ない。


2) オンライン購入はこれまでどおりの頻度でLazadaを使うだろうから、私の「買い物行動様式」は別段 変わることは無さそうだ。


3) 旅行/観光業界は大打撃だが、私にとって旅行に行かないと死んでしまう ということは決してない。


4) 私のようなMM2Hにとってなんと言っても重要な影響を及ぼす項目は 円RM為替レートとマレーシアの物価水準だ。



(物価)
WW2のように建物や生産設備が物理的に破壊された訳じゃないので、極端な供給不足が引き起こすハイパーインフレが発生することはあり得ない。



(FX rate)
世界中がコロナパンデミックに襲われたので、経済への影響はどの国にも平等だ。
だからどこか特定の国の通貨だけが下落することはない。
国にょっては、コロナの影響で、多少、通貨価値の変動が出るかも知れないが、日本とマレーシアに関しては 世界経済の平均(諸国間の通貨価値変動)と大きくは離れないだろう。
日本もマレーシアも政情は安定している。





以上のように考えると コロナ後の生活も 私にとってはそんなに心配することはない。



そう呑気に考えていたところ、日経ビジネス電子版に「海外で所得倍増のリタイヤのコロナ後の運命」なんて言う刺激的な記事があった。



ギョッとして記事を読んだら マクドナルド指数のことが出ていた。


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物価水準を推し量るうえで最近使われる「ビッグマック指数(BMI)」によると、調査対象国56カ国中、日本は26位。米ドル換算で日本のマクドナルドで売られているビッグマック1個の価格は3.54ドルで、中国(36位、3.12ドル)、インドネシア(48位、2.41ドル)、トルコ(54位、2.21ドル)を上回る。最下位の南アフリカは2.15ドルと、日本より4割ほど安くビッグマックが買える計算だ(20年1月、英誌エコノミスト)


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それで 検索して調べたらマレーシアの順位は、51位だ。


他の近隣諸国は、


韓国18 位
タイ19 位
日本26 位
香港46位
インドネシア48位
台湾49位
マレーシア51位


となっている。


マクドナルドの価格比較としては そういう順位になるのだろうが なんだか実感は違う。


香港は物価(住宅など)が極めて高いし、タイとか韓国が日本より「物価高」なんてことはない。




わかったことがある。


1) 日経ビジネス電子版の「海外で所得倍増のリタイヤのコロナ後の運命」はタイトルだけが刺激的な与太記事だった。 
南アフリカで、しかも日本人と南ア人の混血で、リタイヤでもなんでもない現地生活者のことが書いてある。


2) マクドナルド指数って 国によっては生活実感からかけ離れる場合がある。余りあてにならない指標だ。


日経ともあろうものが よくもまぁこんな与太記事を載せたものだ。





以上 (5/1記)