MCO 延長期間(4/14)の後 ( 1: 延長期間中の捜査/報奨金 2: 鎖国 長引くと困る )
日本の新聞記事が、マレーシアの現状(窮状)をわかりやすく解説していた。
「 参加者の追跡調査が難航しているなか、マレーシア政府当局は感染の拡大を封じ込めるため、ついには警察の犯罪捜査班にも依頼していることを明かしたと、ロイター通信が報じている。早急な参加者個人の洗い出しが迫られている深刻な状況だ。」
タブリギ集会参加者を探し出すのに もはや警察の犯罪捜査能力にも頼らないといけない状況とは なんと言ったら良いのか。
おまけにロヒンギャの件もある という。
MCOは 4月14日まで延長になった。
この延長期間の決定にあたっては (1)感染拡大/収束の推移予想という要素だけでなく (2)警察犯罪捜査班によるタブリギ集会参加者捜査期間としては最低でも4月14 日まではかかってしまうという 読み の要素 もあるんじゃないか。
なお私見だが「タブリギ集会参加者を捕捉した場合 1あたり500RMの報奨金を出す」と 警察/軍隊内で発表すれば 警官も兵士も 4/14までの検問実施中が絶好の稼ぎ時だ! として 気合いを入れて探すだろう。
仮に マレーシアでは収束に向かってきたので、ということで 4月14日でMCOが終了しても、欧米ほかの諸外国で感染拡大/爆発 が継続していれば マレーシア国内での行動/活動制限は緩和されるかも知れないが、外国人の入国禁止措置は継続とする可能性が高い。
つまり人的資源についての鎖国だ。 (経済的資源の輸入/輸出活動は解禁)
鎖国状態になった場合、MM2H も入国禁止になるだろう。
このためMM2Hと言えど 日本に一時帰国するなど一旦マレーシア国外に出てしまうと 相当に長い期間 マレーシアに戻って来れなくなることも 想定しておく必要がある。
相当に長い期間が どれくらいになりそうなのかは わからないが、「100年前のパンデミック(スペイン風邪)では収束に2年かかった。その間 これで収まったと思っても 第二波 第三波 と続いた」という歴史的事実がある というような事をNHKで言っていた。
100年前とは違いワクチン開発技術も進歩しているし、集団免疫もあるなら いくらなんでも2年とは思いたくない。