コロナでインフレか (1) (MM2Hへの影響は?、GDP、インフレ率、失業率、外資の流入/流出(含、政情) )
日本ほか、世界の主要国がコロナ対策で大規模な財政支出をしている。
(2020年3月末からアメリカの経済対策として220兆円、日本でも108兆円の対策がとられている。)
これじゃ、そのうちインフレになっていくんじゃないかと思っているのだが、新聞記事にもそんなことが書いてある。
2021/2月15日の内閣府発表の速報値では、2020年の1年間の実質GDPは-4.8%となり、リーマンショック以来のマイナス成長だ。
それにもかかわらず株価は高騰している。
(2020年3月18日には16,358円まで暴落した日経平均株価。しかし、その後は順調に上昇し続けて、2021年2月15日には実に30年ぶりに30,000円を突破した。)
なんだか奇怪だ。
一方 マレーシアの2020年GDPは 5.6%だ。
日本とマレーシアのこれからのインフレ率の差異が、為替レートにどういう影響をもたらすか、気になる。
MM2Hの中にはある程度まとまったマレーシアリンギットを銀行口座に置いてある人もいるだろうし、年金をリンギットで受け取っている人もいるだろう。
物価上昇と為替レートの両方がMM2Hには影響する。
マレーシアの新聞記事では、GDP、インフレ率、失業率、外資の流入/流出(含、政情)、 に関するものには留意しておく必要がある。
以上 (2/18記)