エリンギのおにぎり
エリンギ姉妹を公園に連れて行った。
ブランコや滑り台で遊んでいたが、そのうちエリンギが私の方にきて 「おにぎり」と言って 私に食べよ と手振りする。
エリンギは幼稚園の年少さんで、通い始めた幼稚園で日本語も覚え始めたところだ。
見たら 木の葉っぱに砂を載せてある。
ありがたくいただいて 食べる真似をしようとしたのだが、エリンギは 木の葉っぱを私の口元に持っていき、洋服の上から 傾ける。
砂が溢れて 私の服に落ちる。
数回、砂こぼしのおにぎりをいただいて、服にかかった砂を払いながら「ごちそうさま、もう結構です」 と言っても エリンギは もっと食べよと おにぎりを作って 持ってくる。
たまらずに広場の方に逃げた。
以上 (5/31記)