理学療法士のお兄さん ( 讃岐うどんの作り方指導 )
肩の痛みでリハビリに通っている整形外科クリニック附属のリハビリセンターの担当は まだ20代後半か 30代前半のお兄さんだ。
福岡出身だ、と言っていたが、勤務先をよく変更しているらしく 東京都内で働いた後、最近まで熱海の療養所で勤務していたが 川崎市に引っ越して来たばかり だと言っていた。
給料があまりよくないから勤務先をしばしば変更しているのか、あるいはもっと居心地の良い職場環境を求めて頻繁に勤務地を変えているのか、本人にとってはそれなりに色々事情があってのことだろう。
お兄さんは施術中、時々 世間話を話かけてくる。
「食事をどうしても作る気がしないだけど フライパンくらいは買おうかな と思っているですよ」 と言い出したので、「そうね、フライパンがあると便利だよ」と相槌を打った。
私も 若い頃 全く同じ感覚を持っていた。
食事を作るなんて 考えただけでも 面倒くさい、せいぜいインスタントラーメンだ。お湯を入れるだけで済む。
お兄さんに教えてあげた。
「うどんの素 を買って来ると便利だよ。 スーパーで 讃岐うどん、油揚、もやし、 ちくわ 、も買って、鍋でお湯を沸かして うどんの素を入れて、出来上がり、簡単だよ。 」
お兄さん、ビックリしていた、「うどんの素なんてものがあるんですか!」
私の若い頃を思い出す。
以上 (10/15記)