知り合いの韓国人夫妻がそろそろソウルに帰る。

毎年冬の2か月間、イポー にやってきて　ゴルフ滞在生活を繰り返すというライフスタイルだ。

このゴルフリゾートにはそう言った韓国人が多い。　

夫妻に韓国のゴルフ事情を聞いてみた。

ソウル地区のゴルフ場のメンバーだ　という。

1箇所だけじゃなく　2箇所のメンバーシップを持っている　というのだが、メンバーであっても　とにかくプレー料金が高い　とこぼしていた。

聞いたら　20万ウオン。

日本円に換算すると　2万円だ。

メンバー料金で　2万円　とは結構高い。

おまけに　キャディーをつけないといけないそうで、そうなると昼食も含めた合計金額は　平日で25000円から28000円くらいになるのだろう。

ソウルでは、一体　毎月　何回ゴルフをするのでしょうか、と聞いたら　月2回　という返事だ。

夫妻でプレーするから、ソウルでの毎月のゴルフ代は　10万円。(年会費がいくらするのかは聞かなかった。)

以上のところから　イポーのゴルフリゾートが韓国人に人気があるのは、次の理由だと分析できる。( あまりにも当たり前のことだが。)

1) 冬のソウルは寒い。(⇄ イポーは常夏)
2) ソウルのゴルフ料金は高い。(⇄ 飛行機代を加算してもイポー で毎日ゴルフするならソウルより安い)

ということで　この知り合いのご夫妻は　朝と夕方の一日2回ゴルフ(歩き)をするのを　イポー生活の日課としている。

よくそんなにがんばってゴルフができるなぁ　と感心するが、「一回9ホールなので　一日二回で18ホールですよ」　という。

実に元気なご夫妻だ。

次にお会いするのは　来年の1月中旬だ。

しばしのお別れなので　ゴルフ場のレストランでビールを飲みながらのランチをご馳走になった。

「韓国大統領と日本の首相が会っているが　両国の関係がグッドになれば良いですね」　と英語で言ったのだが、少し複雑な会話となると　私の英語も日本語も　わからないようで、どうもうまく通じなかったようだ。

「Garyさん、元気でいましょう」　と日本語で言ってくれた。

以上　(3/17記)