ヒジャブ の 疑問
クアラカンサー のモスクを見学してきた。
モスクには、「 非ムスリム専用 」と明記されたパンフレットボックスがあり、イスラム教に関する各種パンフレットがあった。
その中から ヒジャブのパンフレットをもらってきた。
日頃 不思議に思っているヒジャブの疑問について 、このパンフレットが答えてくれることを期待して。
マレーシアでは ムスリムの女性は ヒジャブを被っている。
でも 各州の スルタン 夫妻の写真を見ると、スルタンと第一夫人が写っているのだが、ヒジャブは被っていない。
ナジブ首相と その正妻ロスマの 写真でもそうだ。
何故だろう という疑問なのだ。
自宅に帰ってヒジャブに関するパンフレットを見てみた。
ヒジャブの 目的/効果 が箇条書きで列記されている。
ヒジャブに関する 誤解 も箇条書きで 列記されている。
文字数も少ないし 重要項目は 箇条書きになっているし、分かりやすそうだ、 と思った。
ところが ドッコイ だった。
ヒジャブの目的/効果 の箇所を読んでみたが、どうもスッキリと頭に入らない。
もう一度 読んでみたが やはり スッキリと頭に入らない。
普通の読み方じゃダメなのだ、と思い、横から読んでみた、 斜めから読んでもみた、でもやっぱり 同じだった。
一方、誤解の箇条書きの方は なんというか、かんというか、なるほど そういう見方(誤解)もあるのだろうなぁ と スーと頭に入るのだ。
箇条書きされている 誤解とは 次の通りだ。
・ ヒジャブは抑圧のシンボル
・ ヒジャブはポータブルプリズン
・ ヒジャブは女性の自由を規制する手段
・ (以下 省略)
いやはや 難しいもんだ、スーと頭に入るものは 間違いで、何度読んでもスッキリ頭に入らないものが 正しい って、いうのは、私の脳味噌に問題があるんだろうか。
( 異教徒が他宗教のことを あれこれと いうことは、世界平和の観点からは よろしくない。 なので 自分自身の脳味噌の話として結んだ。)
キャメロン高原では 全身黒い姿で眼の部分だけ開いている衣装の女性をしばしば見かけた。イエメンからの観光客のようだ。
そして イポーのGolf Resort でも同じ黒装束の姿をたまに見る。やはりイエメンからの観光客だろう。
マレーシアの女性のヒジャブには 一種のファッションの要素もあるのかもしれない。 そうなら、抑圧とか プリズン というのは誤解であると認める余地は残る。
しかし イエメンの女性の衣装は、うーーむ と言わざるを得ないのだった。
私の日頃の疑問 「何故 スルタン夫人はヒジャブを被らないのか、何故 首相夫人はヒジャブを被らないのか 」 についての回答は 残念ながら このパンフレットからは見つけることができなかった。
以上