gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

テロ対策 強化 中国の新幹線 乗車記 ( 敦煌から吐魯蕃(トルファン)への移動 、 ホテルではパスポートを取り上げられてしまった )




トルファン行きの新幹線に乗車するためには 敦煌から約100キロほど離れた 新幹線駅の柳園駅まで 車で移動した。


敦煌からは、まだ 高速道路はないため、一般道を走るのだが、途中 道路工事中の箇所が多く 砂漠の真ん中の一本道をすっ飛ばすというわけにはいかず、延々と続く 砂漠の荒野眺めながら 2時間半もかかって 柳園駅 に到着した。


新幹線駅なので さぞかし大きな街にある駅だろうと思ったのだが、驚いた! 。


駅の周りには何もないのだ。 砂漠の真ん中にポツンと駅舎があるだけなのだ。


更に驚いたことには、駅の中に入るのに 空港のセキュリティーチェックと同じレベルの検査があるのだ。


パスポートと新幹線切符を提示し、荷物のX線検査を受け、更に 身体検査も受けるのだ、スーツケースに入れていた果物ナイフをX線で透視されてしまい 没収されてしまった。






敦煌を午後1時に出発したのだが 柳園駅での検査や待ち時間の関係もあり、結局 トルファン駅に到着したのは 午後8時5分になった。




敦煌に新幹線が開通するのは 今年9月からだ という。


しかし その新幹線は トルファン、ウルムチ方面への路線ではない らしい。


でも 開通後であれば、新幹線の乗り換えで トルファン迄の所要時間は短縮になるのだろう。





さて トルファン駅に到着したのはいいのだが 駅の出口で出迎えに来ているはずのガイドさんが見当たらない。


10分ほど待ったのだが ガイドさんが現れないので、もしかして 改札出口じゃなくて、駅舎の外部出口かなぁ と思って 階段を降りて 見に行った。



そしたら そこに セキュリティーチェックの警察官がいて、鉄格子の回転ドアがあるではないか。


ガイドさんは 鉄格子の向こう側で 待っていた。



中国の西域地方の 新幹線駅は 入場も 出場も 厳重なセキュリティーチェックがあるのだ。



ようやく トルファンのホテルにチェックインできたのが 午後8時45分。まだ外は明るいので ホテルの周りを散歩でもしようかと思ったのだが、チェックイン時に パスポートをホテルフロントに預けるシステムになっているので つまり パスポートを取り上げられてしまっているので 諦めた。



中国内陸部を旅行するにあたって、 それが 特に ウイグル自治区に近い地域の場合、テロ対策の一環として セキュリティーチェックが厳しく実施されている地区を旅行しているんだなぁ と実感した。



以上 (6/10記)