住宅自治会集会に出席してみた。 ( ゴミの分別収集 の前に やるべきことがあるんじゃないのぉ、ホントに もうっ! )
昨夜、住宅地域の第一回自治会集会に出席してみた。
事前に届け出のあった自治会コミッティメンバー候補者全員の承認決議ほか、粛々と各議題に関して 質疑と賛否の手続きが続いた。
そして 最後の議題として、「 なにか、追加で決めておきたい事項はありますか」 という議長からの問いかけに 一人のご老人が挙手した。
結構ご年配の欧米人(or 豪州人)の男性だ。
格調ある声で 次のコメントをご発声になった。
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我々の住宅地域では、家庭ゴミを出す場合に、 ゴミの分別を収集を義務付けるべきだと思う。
それでこそ、環境問題「エコ」に真剣に対応する姿勢 の第一歩として 我々にふさわしい行動じゃないか。
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議長は、ごもっとも、とうなづきつつも、こう回答した。
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現状ペラ州自体がそうしていないので、せっかく我々がゴミ分別しても、その後で、ゴミ収集車の段階で一緒にされてしまうんですよ。
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議長も欧米人(ドイツ人)なので、環境問題には関心があるのだろうが、何分にも ペラ州は 遅れているのだ。
他州では分別収集がスタートしているのに、何故か、ペラ州はまだなのだ。 ( 参考 末尾)
そして私は思った。
うーーむ、確かに ゴミの分別収集は いずれは 必要だろうな。
日本 (自治体毎に違うのだろうが) では 新聞紙、雑誌、ダンポール、カン、ビン、プラスチック、一般ゴミ、乾電池 など 実に細かく分別基準があり、我々はそれに慣れている。
でも 「ちょっと 待ってちょーーうだい」、 と財津一郎 ( 写真 ) の顔が思い浮かんだ。
マレーシア ( イポーのことです ) って 結構 ゴミを ゴミ箱に入れずに 放り散らかしてあるんだよね。
私の住宅地域でも 作業員なのか、誰なのか、食べた弁当箱をそのまま放置してあることが良くある。
ゴミはゴミ箱に入れる という習慣がないマレー人が多い と感じる。
習慣というか、マナー というか、そういう感覚がないのか、そういう教育を受けて来なかったのか、とにかく呆れるのだ。
ペラ州では こう考えているのかもしれない。
他州が分別ナンタラ かんたら と言って 結局トークオンリー (NATO というそうだ: no action talk only ) になるくらいなら、我が州では 分別の前に 「ゴミはゴミ箱に入れましょう運動」を推進しよう。
お猿さんの世界では ゴミは投げ捨てでもいいだろう。
でも 諸君は 人間じゃないか、オランウータンじゃないんだ。
人間自覚しないと 人間失格 になっちゃうよ。
テレマカシ、サマサマ。
以上 (8/25 記)
https://nangokushimbunnews.wordpress.com/2017/06/02/ゴミ分別しない家庭に6月から罰金:ペナン/