gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

WHO はなぜパンデミック宣言をもっと早くしなかったのか!


WHOによるパンディミック宣言は遅すぎた。


もっと早くパンデミック警告が出ていれば 各国はそれに対応した対策をとっていた筈で こんな酷い状況にはなっていなかったはずだ。


それにしても なぜ WHOはこんなにもたついたのだろう と不思議だった。


ウキペディアで パンデミック を調べていたら こんなことが書いてあった。



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WHOのパンデミック誤警告問題


WHOは、2009年に「今、すべての人類が脅威にさらされている」として新型インフルエンザH1N1亜型を全ての人類の脅威として警告を行った。その後、新型インフルエンザが弱毒性であることが発覚するも、顕著な感染や死亡の被害が著しい事態を想定した警告であるフェーズレベル6/6と警告し、パンデミック(世界的大流行)の宣言を行なった。


しかし、「全ての人類の脅威」とまで宣言された新型インフルエンザは、他の季節性インフルエンザと大差ないレベルのインフルエンザであり、被害も小さかった。一連のWHOの誤報を重く見た欧州議会は、パンデミック宣言に至った経緯の調査に踏み出す事態となった。


欧州議会ヴォルフガング・ワダルグ(英語版)前保健衛生委員長は、「WHOのパンデミック宣言は、偽のパンデミックであった」とし、一連のパンデミック宣言を批判した。


「その原因にはWHOの意思決定に製薬会社の意向が大きく影響しており、それが今回のパンデミック宣言につながった」として、WHOの意思決定システムを問題視している。そのパンデミックの言葉は、医学的にも歴史的にも不適切な使用であった。


一方、世界最大規模の製薬会社であるグラクソ・スミスクライン社(イギリス)は、「製薬会社がWHOのパンデミック宣言に影響を与えているなどの認識は、誤りである」と、インタビューで反論している。


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そんなことがあったなんて 知らなかった。


2009年の誤警告問題のトラウマで WHOは今回の新型コロナ感染が武漢地区だけで収束してくれることにこだわり続け、その役割として中国の応援団機能に注力しすぎたことが 原因に違いない。


そう思って ネットで そう言った旨の記事がないかを検索したら ワシントンポストが同じ旨を掲載している と書いてあった。


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 米紙ワシントン・ポストによると、背後には、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ ウイルスA/H1N1)で得た教訓があるようだ。


 2009年に、新型インフルエンザが発生した際、WHOは「パンデミック宣言」をした。各国政府はワクチン購入に莫大な予算を費やした。しかし、実際には、恐れられていたほどは死者が出ず、酷い状況にも至らなかったため、結局、ワクチンはあまり使われることはなかった。そのため、ワクチンを購入した政府は、「パンデミック宣言」をして恐怖を駆り立てたWHOを非難した。


 たやすく恐怖やパニックを駆り立ててはならない。WHOは新型インフルエンザの際に行った「パンデミック宣言」後に生じた混乱から、そんな教訓を得たのだろう。実際、テドロス事務局長は、2月24日、記者会見で「パンデミックという言葉は恐怖を引き起こす可能性がある」と話していた。


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なるほど そうなんだろなあ。


でもトラウマに負けて パンデミック宣言/警告 を遅らせてしまったWHOのテドロス事務局長は やっぱり 馘だな!



以上 ( 3/22 記)