gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

フランス女性に警察が移動許可を出さなかった理由 ( ハリラヤ )

KLで勉学中だがランカウイの自宅に戻りたいので移動許可をKLの警察に申請したが認めてくれない。


それで頭に来て警察署で中指を立てたフランス女性が罰金刑になってしまった。



なぜ 警察は移動許可を出さなかったのか。


外国人については本国に帰国する場合は空港へ移動して良いが それ以外の移動は禁止を徹底している という単純な理由以外にも こんな事情があるんじゃないかと 私は推測している。




The first day of Ramadan for Malaysia is expected to fall on April 24 and Hari Raya Aidilfitri is likely to be celebrated on May 24 to May 26. Traditionally, the Hari Raya holidays, which will see many schools taking a break, are the time for many Malaysians, including non-Muslims, to return to their hometowns in what is known as the balik kampung rush.



日本ではお盆の「ふるさと帰省ラッシュ」があるが マレーシアでもラマダン明けのハリラヤholidayには多くの学校が休みになり学生たちは 「ふるさと帰省ラッシュ」に入る。


この帰省ラッシュでコロナ感染が地方にも拡散することをマレーシア政府は恐れている。


フランス人女性学生にランカウイの自宅への帰省を許可してしまうと マレーシアの学生からも帰省移動許可申請が殺到してしまうことを警察としては懸念したんだろう。



マレーシアでは 4月24 日からラマダンに入る。


そしてラマダン明けのハリラヤが5月24 日から5月26日にかけて盛大にお祝いされる。


このハリラヤでのコロナ感染拡散リスクをどう抑え込むか、がマレーシア政府にとって喫緊の重要な課題だ。



なお、このフランス人お姉さんも もう少し我慢すれば 学生帰省に関するSOPが発表されて 警察からも移動許可が出ることになったかもしれない。


短気は損気だ。





以上 (4/21記)



追加


Govt must not allow 'balik kampung' rush when allowing uni students to return home during MCO, says Health Ministry | The Star Online


https://www.thestar.com.my/news/nation/2020/04/21/govt-must-not-allow-039balik-kampung039-rush-when-allowing-uni-students-to-return-home-during-mco-says-health-ministry


balik kampung とは ふるさと帰省 のこと。



以上 (4/21記)