gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

ファミリードクター 3 ( a ;呼吸が苦しいのは やはり ヘイズなのか 、 b;医師資格の取得 )

この1週間ほど、朝起きた時 呼吸が若干 苦しく感じていた。


でも夕方くらいまでには 回復するので、日課であるアルコールを夕食時にいただいて、早めの就寝というサイクルを継続していた。



しかし 今朝は 息くるしいのを通り過ぎて 軽い咳まで 出はじめた。


空見たら どんより曇っている。とうとうヘイズにやられた のだろうか と心配になった。



早速、マスクを着用し、ファミリードクターところに行った。


ファミリードクターがいると 極めて気軽に そのクリニックに行こうという気持ちになれる。




ドクターに診察してもらった結果、ヘイズじゃなくて 単なる風邪だという所見だった。


咳が出るのは、 若干 気管が炎症症状なのが原因だという説明で、抗生剤は不用 につき、痰切りとシロップの処方箋薬を出してくれた。




そうなのだ、なんだか 今の時期 夏風邪が流行っているのだ。


クリニックの待合室でも お母さんに連れられた 小さな子供が咳をして、順番待ちをしていた。



マレーシアのような常夏の国でも 風邪をひくのだ。



ドクターが言った、「寝る時 エアコンは入れてないでしょうね、エアコンはダメですよ」。


ギクッ、、。 私は エアコン温度を29度設定にして 寝ているのだ。



キャメロン高原にいたときは 夜 寒いので毛布が寝具として必需品だった。


イポーに降りて来てからは、湿気除去のため エアコン睡眠を続けていたのだが、どうやらイポーの気候変化に合わせた微調整が必要なことに ようやく気づいた。


ここは常夏の国と言っても 、微妙な温度変化を敏感に感じとってしまう私のような日本人には、今は、日本の冷夏のような気候なのだ。



ヘイズのことばかりを 気にしていたのだが、マレーシアでもエアコン風邪をひくことを勉強させていただいた。


すっかりマレーシアの気候になれたと思い込んでいたが、学ぶことは まだまだ多そうだ。




帰り際、ドクターに聞いてみた、 「ドクターは英国の医師資格を持っているんですよねぇ?」。



このクリニックを紹介してくれた華人系英国人が そのように言っていたのだが、念のために直接聞いてみたのだ。


パンタイとか、KPJへ行くと 診察室の壁には、多くの医師が、自分の専門資格として、英国などの欧米のメディカルスクール卒業などの看板を掲げているのだが、このファミリードクターのクリニックには、その看板が見当たらなかったので、聞いてみたのだ。



ドクターは 「 いや 私は英国の医師資格は取っていない。英国で医学の勉強はしたが、医師資格はインドで取ったものです」 と答えた。



そうか、マレーシアもインドも 旧英国連邦だったので、医師資格も 留学コストセーブのためには、近くのインドでとってくる人もいるんだ、 お陰で、医師資格取得コストが小さくて済み、その分 患者への診療費請求も 抑えることができるんだ。


その点、大病院の医師は 欧米留学が多く 医師資格取得コスト回収のためには、高額な請求金額体系にせざるを得ないのだろう。



ところで マレーシア国立大学にも医学部はあるが、ブミプトラ政策の関係で、華人やインド系の入学定員は抑えられ、マレー系優先で入学させている。 華人が医師を目指すとなると 外国に留学せざるを得ないことになってしまう。 マレーシア国立大学医学部卒業の看板がかかっていても 、日本の東大医学部卒業に匹敵する看板価値があるかというと 決してそうではない のだ、 ということを聞いたことがある。


外国留学先には インドも含まれるのだなぁ。



以上 (9/14記)