南シナ海 領海問題 ( 小国マレーシアの対中スタンス、 ボカし戦術 )
サウスチャイナモーニングポスト記事を読めば 小国マレーシアの苦しい立場がわかる。
超大国 「米国と中国」 のどちらかのサイドにつくことを明言することは避けたい、のだ。
でも そんな痛いところを外国メディアに書かれてしまった以上、ほおかむりもできなくなった。
だから 抗議文を中国政府に出した というアッピールをした。
でも 本音は サウスチャイナモーニングポスト のとおりだろう。
外交の世界は 素人には分かりにくい。
そう言えば 日本とイランの関係も イランを敵視する米国側につくのか、それともイランとのこれまでどおりの関係を維持することを優先するのか、難しい判断だ。
対中国については 日本としては米国側につくことを明確にしているが、イランについては ボカしておきたい ということだろう。
どうやれば おとぼけのボカし戦術を駆使できるのか、もしかしたらマレーシアのやり方が参考になるかも。
以上 (8/2記)