外国人労働者に依存するマレーシア ( 正規200万人+不法100万人 )
この記事は 外国人労働者に依存するマレーシアの事情/状況をよく伝えている。
ただ、タイトルに 「切腹/ハラキリ」なんて 嫌なニホンゴ単語が使われているのが 気に入らない。
Big businesses alone did not depend on foreign workers. Even small businesses such as coffee shops, hair salons and neighbourhood security rely on migrant labour, he said, adding that of the two million registered foreign workers in Malaysia, about 700,000 were employed in the manufacturing sector, and another 309,000 in services. Undocumented workers account roughly another one million in these sectors.
約200万人の正規就労資格のある外国人労働者のほかに 約100万人の非正規(不法)外国人労働者がいる としている。
下記の記事では 正規就労資格の外国人労働者数が今年年初から5月までの間に減少しており、その穴を埋める必要があるが、果たして 3Dジョブ(3kジョブ)を嫌うマレーシア人に頼ることができるのか、何か それなりのインセンティブをつけないと マレーシア人は応募してこない という趣旨のことが書かれている。
He said there were 1.9 million foreign workers in January this year which dropped to 1.54 million by May.
コロナ関連の取り締まり強化で付随してくる不法就労滞在摘発を恐れてマレーシアから脱出した外国人労働者の数も多いと思う。
具体的な数は不明だが、正規就労資格の外国人労働者での減少割合よりも大きな割合で不法就労者は減少しているのだと推測する。
1) 正規就労資格の外国人労働者 ; 約200万人は 約150万人に縮小 : つまり25%減少だ。
ということは、
2) 不法就労の外国人労働者 : 約100万人は 50%〜75% の減少かなぁ。。
結局のところ、マレーシア政府としては ローカルのマレーシア人によっては3Dジョブ従事者を確保できない ことを直に悟り、正規就労資格の外国人を増加させる方針( 就労可能業種の拡大を含む) ををとらざるを得ない ことになるだろう。
以上 (8/7記)