車の修理 (その1) ( 1か月以上、車なしの生活の始まりか、 Towing の手配 )
車が突然 動かなくなった。
バッテリーのトラブルではない。エンジンは快調にかかる。ギアも問題なく P→N→D に入れ替えできる。
ところがだ、サイドブレーキを下ろして、ペダルブレーキから足を外してアクセルを踏んで 動かそうとすると、僅かに動いた後 ブレーキがかかったかのようになり、動かない。
ギアをバックに入れ替えて 後ろに動かそうとしても 同じく、僅かに動いた後、ブレーキがかかったようになり、それ以上は動かない。
ペナンでの用事があって 朝(午前7:45) 出かけよう としたときなので、困った。
仕方ないので ペナンのほうは キャンセルの電話を入れた。
近くの常用ガレージ(整備工場)に 午前11 時まで 待ってから 電話した。
なぜ 午前11 時 か というと 営業が午前11 時から だからだ。
「ギアは入るが、動かない」と、車の症状を伝えて、「とにかく、こちらまで 来て車をチェックして欲しい」 と頼んだ。
しばらくして ガレージから電話があり、「ギアの内部構造トラブルとなると、あなたの車の部品の交換パーツは 欧州生産国からの取り寄せになり、かつ ディーラーの修理専門工場でないと修理できない。 うちでは無理だろう。」 と言う。
弱ったことになった。
以前 雨天時の濡れた路面上の高速運転中の車の横滑りを防ぐための検知センサー部品が正常作動していないというアラームメッセージが出たので修理(交換)を、ディーラーの修理専門工場でやってもらったことがある。
イポーには ディーラーがないので ペナンまで行った。
そこで 車を見てもらい、交換パーツの国外発注を依頼して、デポジットを入れてから1か月半くらい経って、交換パーツが届いた という連絡を受け、再度 ペナンまで行った。
修理代も随分と取られた。
ディーラーでの修理は 日本でも高いが、マレーシアでも同じく、高い。
その上、マレーシアでは私の車の場合、交換パーツを国外から取り寄せのため、日数がかかる、「高くて、遅い 」 という泣きっ面にハチになる。
前回の時は 車は動いたし、検知センサーの電子回路の不調というだけのことだったので ペナンまでの往復ドライブ には 全く影響はなかった。
でも 今回は違う、車が動かないのだ。
ペナンのディーラーまで レッカー車で運搬してもらい、そこで故障原因を調べてもらい、必要な交換パーツを国外発注で取り寄せてもらい それから修理、 となると、車が返ってくるまでの1か月から2か月くらい かかりそうだ。
おまけに マレーシアは目下 まで RMCO中で 国際郵便/国際配送 も遅れ気味らしいので、国際間でのコロナ騒ぎの状況如何では 1、2か月以上 かかってしまうかもしれない。
そう思うと イポーのような田舎街で車なしの生活がそんな長期間できるのか、と気分がおちこんだ。
でも 落ち込んでいるだけでは 何事も進まない。
まずは 近くのガレージに車をTowingして 見てもらう算段をしないといけない。
まずは車の保険を調べた。
Towingサービスも保険内容に入っていた。
事故時だけではなく 故障時のTowingでもカバーされる筈だ。
故障した場所が外出先でなく、自宅のパーキングでも修理工場までのTowingサービスを受けられる筈だ。
そう思って 保険会社に eメールで 「Towingのコストは領収書を出せば保険請求できるのか、あるいは保険会社指定の牽引サービスを利用する必要があるのか、そしてその場合にはどうやればいいのか 」と照会した。
eメールだけでは 返事が来るのは遅くなるだろうと思い、いつも自動車保険の更新時に顔を合わせる受付のお姉さんのWhatsAppにも 同じ照会内容を送っておいた。
すると お姉さんから 電話があり、「自分でどこかの業者やガレージにTowingサービスを手配するな、 道路税のスティッカーに貼ってある保険会社専用の緊急連絡先に電話してTowingを依頼せよ。そうすればTowingコストは直接に保険会社が支払いをするシステムになっている。あなたの保険契約では unlimited towing costs となっているので ペナンまででも フルカバーだ。」 と教えてくれた。
ところで どうして 急に 車が動かなくなったんだろう と考えた。
思い当たることがある。
最近、数回 始動時に 何か引っかかる感じがしていたのだが、数日前には 何か パキッと音がした。 でも その後は なんともなく 車は快調に動いたので あまり気にしなかった。
( ずいぶんと長い文章になって来たので 一旦 筆を置く。)
以上 (8/22 記)