長期不在時のバッテリー端子の外し方 ( カーディーラーも大変だ )
バッテリー交換出張サービスで自宅まできてくれたカーディーラーのメカの人の名前は 清水さんだ。
これまで カーディーラーのサービスショップで何度も顔を合わせいる。
もう何年も前からの顔見知りなので、彼には 正直ベースで こんなことを 言った。
「お宅のカーディーラーで車検を頼むと検査費だけで8万円、 あまりに高いので、今回の車検は 他の安い車検専門ショップで頼むつもりだ。 ついては その車検時、今のタイヤで 通るか、みて欲しい。」
( 格安車検専門ショップでは 検査費は約2万円だ。)
清水さんは嫌な顔一つせずに タイヤをチェックして「車検時、タイヤは通るが、ひび割れしているので そろそろ交換すべき。」 というアドレスをくれた。
更に 「格安車検工場でも、車検時には、エンジンオイルとブレーキオイルの交換はする方がいいですよ」 とも言ってくれた。
このカーディーラーは 外車メーカー直営のディーラーだ。
セールス/展示ショップ 兼 修理部門 があるビルディングは 綺麗で、行けば 若い別嬪のお姉さんが コーヒーを出してくれる。
こうして相当多くの間接経費がかかってくるので カーディーラーで色々とやってもらうと高い料金になることは理解できる。
おまけにカーディーラーは、車の販売価格では儲けが少ないので、維持費/修理費で利益を出さないとやっていけない という事情もあるらしい。
それは充分に理解できるのだが、やはり 私は 安い方を選択してしまう。
タイヤの交換も カーディーラーでやると20万円前後になってしまうが、タイヤ専門店(ミッシェラン専門店) で見積もりを聞いたら 13 万円前後だった。
清水さんには 事前に用意しておいた質問事項を聞いた。
その中でも 一番の重要事項は 以下だ。
清水さんからの説明を聞きながら 実際に ボンネットを上げたエンジンルームを覗き込みながら自分でやってみた。
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長期不在時のバッテリー端子の外し方
1) 助手席側にあるボンネットオープンハンドルを捻って 少し開ける
2) ドアロックをかける ( 必ず電子キーは車外に出して作業すること。←バッテリー端子を外す作業中に電流が流れて、ドアロックがかかってしまうことがあるから、という説明だった。)
3) ボンネットを上部に 持ち上げる
4) マイナス端子上部をスパナで回転させ、ネジが緩んだら、マイナス端子接続部分をプラスチック部分と一緒に 持ち上げて、外す。
5) 持ち上げて外した端子が 接触しないように 布を挟んでおく。
6) ボンネットを閉める。
バッテリー端子の接続
ドアロックがかかって 電子キーでは ドアは開かないので、 電子キーホルダーから 取り外したキーを使って、補助席ドアの鍵穴でドアを開ける。
後は 外した時の逆の順で マイナス端子を接続する。
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これで 次回マレーシアに戻って 日本になかなか帰って来れない事態になっても、バッテリー端子を外しておけば 今回のような新バッテリーへの交換は 回避できるだろう。
人件費の安いイポーから 日本に帰国すると 自動車整備費に限らずの話ではあるが、全てが 異様に 高額だ と感じる。
海外と日本とを往復して暮らす生活を維持するためには、 特に日本にいる間は 無駄なコストが出ないように色々と工夫する必要がある。
その点、マレーシア(イポー)滞在中は、コスト関係については 全てが モーマンタイって感覚で生活できる。
以上 (10/16記)