gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

トラブル : また ● が折れた 、嫌になった。 ( その5 ) : 手術時とその後は自己責任でダブルチェックを、 及び 日本大使館での苦い経験

ようやく KLからの往診専門歯科医のアポが取れたので、イポーの歯科クリニックへ行き、一般歯科医によるレントゲンの後 専門歯科医に診てもらい、治療(手術)を受けた。



でも これで終わりじゃない、 2週間後に フォローアップチェックで また 専門歯科医のアポが必要なのだ。




その結果が問題なさそうなら 更に 2 〜 3 ヶ月後に 次のステージの治療に進み、 それが終われば 最終ステージとして イポーの一般歯科医が引き継ぎ 何回かに分けて 最終治療を完了する というスケジュール の説明があった。







もし 2週間後のフォローアップチェックで 問題が出れば、3週間後に 再度のチェックと再手術だ、そして あーだ こーだ という説明があり、ハイハイ と聞いていたら、、20 〜30年後には、今回治療箇所(手術成功の前提) も ダメになるだろう、そのほか、レントゲンに写っているそこも ここも その内 ダメになるかもしれない というのだ。 人間 歳をとるほど 免疫力が低下し、細菌への抵抗力が落ちるのが原因だ、と説明してくれるのだった。



アー 長生きすれば するで 色々な 問題が出て来るんだなぁ 辛いことだなぁ 、一体 いつまで健康寿命があるんだろうか と ボンヤリと聞いていたら、専門歯科医は これらを 英語で パッパッ と説明したうえで、更に こう言うのだ。


「 100%成功の保証はできない、うまく行かない場合は 追加で一回だけ無料で手術する、 わかったね、はい、じゃぁ 手術前に同意書にサインしてね 、それから手術に入るからね。 それとさっき説明した一般的なスケジュールは後で説明書を渡すからね〜。」


同意書にサインしないと治療してもらえないので、 「ハイハイ サインしますよ、 ところで 100%の成功保証はできない って言うことは理解しますが、ドクターの考えとしては どれくらいの成功確率ですか、教えて、please 」と聞いてみたのだ。



ドクターいわく、「 まぁ 95% だな、 でも 私には 特に ジャパニーズへの手術経験が豊かで コンフィデントだ。 これまで 成功しなかった事例は1回だけだ。』



私 : 「 わっかりましした! 同意書 サイン 直ぐにしますよ。」


看護師が差し出した同意書なんて、読んでいる時間がない、 看護師もこことここにサインしてちょうだい と言うだけで 患者が 内容を読むなんてことは想定外なのだ。



確か 以前に 日本でも 同じような同意書にサインしたことがある。 100%成功する保証はないことを承知している旨だったように覚えている。


同意書の事前入手は 先進国医療現場での標準的手続きなのだ。


無事 手術は終了し、受付で会計を済ませ、処方箋薬をもらって 服用の注意事項を聞いた。


日本だと、詳細に服用方法とか、塗り薬の適用上の注意を印刷した紙をくれるのだが、マレーシアではそうではない。


もちろん 薬を入れた小袋には、服用のタイミングと服用タブレット数は手書きで書いてあるのだが、それだけだ。


塗り薬にいたっては、蓋にマジックで数文字書いてあるだけで、1日何回、 いつ、何日間 、塗った後は 何時間飲食禁止などの重要情報は口頭で 説明されただけ だった。



真剣に英語リスニングをして 忘れない内に 口頭説明の内容を 待合室の席で メモ書き にしていた時、ハッ とした。






そう言えば ドクター 、一般的スケジュールを説明した紙をくれると言ってたじゃないか、 まだ もらってないぞぉー

、 それがないと 今後の日本への帰国スケジュールが立てにくいじゃないのよ。ドクターの英語説明を 私が聞き違い した可能性もあるので、とにかく 文書をもらっておくに限るのだ。



会計受付へ戻って 「 スケジュール説明書 もらってないんだけど 」と要求した。


受付のお姉さんでは わからないようだったが、もう一人 私の顔なじみのお姉さん( 一般歯科医の妹) が受付窓口から 愛嬌のある 顔を出して、私の要求を 即座に理解し、しばらくして コピーをくれた。



ということで マレーシアでは 日本のように 歯科クリニックに限らず、どんな組織でも、事務連絡手続きが シームレスになっていないことがよくあるので、用事が済んだ後も、直ぐに立ち去らず 一旦 席に座って、渡された書類をチェックしたり、受けた口頭説明の内容を復唱してメモ化したり して、自分自身で ダブルチェックをする習慣にしておくことが肝要だ。









実はこのことに関して、以前 キャメロンにいた時の事、 KLまで降りて行って、ホテルで前泊し、翌朝 日本大使館で 運転免許証の翻訳申請をしたときの苦い思い出があるのだ。


翻訳証明を まさか 大使館ともあろうところが間違えるなんて思いもしなかったので、そのまま 慣れない道路を苦労して運転して、ようやくたどり着いたKLのJPJ (陸運局)に提出した。


さぁ、これで マレーシア運転免許証を入手して、キャメロンに夕方までには戻れるなぁ、と思ったら、JPJの受付で これじゃダメだ、と言われて、慌てて みたら、確かに どうしようもないミスを大使館をしていたのだ。


私自身でちょっとチェックすれば 直ぐにわかるミスだった。


またもや 慣れない道路を大使館に戻り、正しい翻訳証明を出してもらい、再度 JPL に行き なんとか 閉館時間には間に合ったのだが、キャメロンに戻れたのは、夜になってしまった。



あの時、大使館に戻って、冷静な口調でクレームを伝えたら マレーシア人職員に代わって窓口に出てきた 日本大使館の 日本人職員 (おばさん と言うか、高齢化したお姉さん ) 、なんか、感じ悪かったなぁ、、、。



「すいません 」 って言う一言もなく、「追加料金は入りません 」 とそっけなく言い放ったのだ。 マレーシア人の職員が 確認ミスをしたことが原因だったとは思うけど、多分 内部での事務連絡ミスなのか、チェック体制の不備なのか、でもそれは 上司である日本人職員なら 先に 申し訳そうな顔をしては「すいませんでした」と言うべきなのだ。


私の前にいた 日本人のおばさんも 在留証明の件で、この感じの悪い日本人職員の女性に 「 あんたは 去年も とても感じ悪かったけど、今年も同じね! なんで そう上から目線で 高飛車な言い方すんのよぉ!! 」 と怒鳴っていたのだった。



私の場合は、早く JPJ に戻る必要があったので、怒鳴るなんて 粗野なことはせず、黙って静かに 正しい翻訳証明をいただいて 直ぐに JPJに向かって運転再開したのだった。



( 蛇足 ) このようにして 苦労して手に入れたマレーシア運転免許証だったが、キャメロンに戻って 運転免許証をチェックしたら なんと キャメロンの住所がタイプミスされていたのを見つけたのだ。 JPJで 運転免許証をもらった時 早くキャメロンに帰りたかったので、氏名をチェックしただけだったのだ。 日本大使館もお粗末だったが、JPJも 似たものだ。



以上 (10/1記)