ロルの定理vsロピタルの定理 (ロピタル:不定形の極限値計算に威力)
似たような名前なので混同しやすいが、ロルの定理とロピタルの定理は別別の定理だ。
でも ロピタルの定理の証明には その過程で ロルの定理が必要になる という関係がある ので まずは ロルの定理を勉強するところから始めなければならない。
1) ロピタルの定理
不定形「 (分子/分母)=(ゼロ/ゼロor♾/♾) 」 の場合、その極限値は、ある条件を満たせば、分子and分母のそれぞれの微分を分子/分母とした極限値と同値になる。
2) ロルの定理
関数f(x)において a<=x<=bで連続 a
3) 平均値の定理
ラグランジュ と コーシー の2つ : ToDo ( ロルの定理を 拡張し、斜め傾斜線(0以外の接線)にした定理)
4) 証明の流れ
最大値最小値の定理 → ロルの定理 → 平均値の定理 → コーシーの平均値の定理 → ロピタルの定理
【入試数学(基礎)】微分法の応用2 平均値の定理、ロルの定理
以上 (5/3記)