電車のアナウンスマイク (乗客は使ってはいけない)
エリンギのお姉ちゃん(小2)が段ボールで電車を作った。
Amazonの空箱になった段ボール箱が2階のフォイヤーにいっぱい貯まっているのを見つけて、いくつかを使って工作したのだ。
運転席前方には 段ボールの切れ端をテープでくっつけて マイクにしてある。
運転士さん気分なのか車掌さん気分なのか、お姉ちゃんは 私とエリンギを後方車両の段ボールに座らせ、駅の案内をする。
マイクを使っている気分を出すために マイクに口元を寄せて、「次はセンター駅です。降りたい人はブザーを押してください」とすっかり流暢になった日本語で放送する。
私が 後方から 身を乗り出して マイクに口元を寄せて、「センター駅の次の駅で降りたいですからお願いします」と言うと、お姉ちゃんは、マイクに近づくなと、手で払う。
マイクを使わせてください、お願いします、と言っても ダメ という。
エリンギは直ぐに段ボール箱電車から飛び降り、ソファの上でぴょんぴょんと飛び跳ねている。
以上 (5/16記)