ナジブ vs. マハティール ( フェークニュース 論争 、 今後の展開は? )
PM Najib: Malaysia facing fake news epidemic | New Straits Times |
https://www.nst.com.my/news/nation/2017/10/297187/pm-najib-malaysia-facing-fake-news-epidemic
この記事にある 「 the former leader 」 とか 「 former prime minister 」って言うのは、マハティールのことだ。
ナジブ現首相と マハティール元首相 との対立は、双方ともマスメディアを介して の中傷合戦となっており、激化こそすれ、一向に収まる気配がない。
「マレーシアは 世界トップ10に入る腐敗国家だ」とマハティールが繰り返しメディアで言えば、ナジブの方は 「前指導者は、フェークニュースを垂れ流して続けている。 それがフェークである証拠に、マレーシアは 国家健全度順位は176ヶ国中 上位 55位にある という国際調査機関の発表を見れば 分かるとおりだ。」と反撃する。
マレーシアは独裁国家の方向に向かっている と マハティールが非難していることに対しては、ナジブは 「マハティールこそ かつての側近から、つい最近も マハティールは独裁者だった と言われたじゃないか 」というように、ひとつひとつブーメラン効果を狙っての論破作戦だ。
1MDB スキャンダル 非難 に対しては マハティール政権当時の中央銀行FX損失はスキャンダルなので、その真相解明を、 というように 相手からの攻撃材料は、飛んで来ても くるりん と反転させ、そのまま 相手に投げ返してしまう という反撃作戦だ。
問題は、ブーメラン効果が期待できない事態に進んだ場合、通信マルチメディア法を適用するのか、どうか という点だ。
以上