gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

強制退去? 不採算事業撤退? ( 何があったんだろう )

知り合いの日本人から 「急遽 日本に出国することになった」というお別れの挨拶メールが届いた。


ビジネス立ち上げの途中なのに 「そのビジネスの撤退が急に決まったため」 とだけ書いてある。



日本の親会社から派遣されていた人だ。


その親会社の下にはマレーシアにも子会社があるが、その子会社の既存ビジネスとは全く別の分野を マレーシアで切り開くために 日本から派遣されていたのだ。



その人は、マレーシアでの第一次産業(農林水産業)関連の新規ビジネス開発で すでに2、3年マレーシア僻地地域で現地人に混じって単身で暮らしていた。


ようやくビジネス化の目処も尽きそうな状況となったので 、色々とビジネスプランを説明し、親会社からの事業継続投資承認も取れた。


黒字化までには まだまだ数年かかりそうだが、ビジネス展開として こんなことも考えている など、私にも夢を語っていた。



それが 青天の霹靂のお別れご挨拶メールだ。



一体 何があったんだろう。



事業用土地も 色々候補地を探し なんとか州政府の認可を得て リース契約をしたし、更に認可土地という関係上、紐付きで雇用しないといけない現地人の手配も大変なんだ など 会う度に 詳しくではないが、苦労話を チラリ チラリ と語っていたが、将来の夢にかける意気込みは大きかった。


親会社からは 将来何年か先までは赤字ベースを前提にした事業継続承認も取れた はずだったが、肝心の親会社の業績が傾いたのだろうか。 でも 製造メーカーのような大規模設備投資をする業種に進出しようとしていたのではないので 親会社にとって そんなに負担にならない程度の事業投資だったんじゃないか。



他に考えられるケースとしては、対政府関係でのビジネス認可上のトラブルがあった という可能性もある。



例 1: 滞在ビザとして 第一次産業関連の研修指導員としてのビザだったのに、現地マレー人に栽培方法の指導をせずに 秘密方式で育成栽培方法の研究していると 密告があった 。


例2: あるいは 滞在ビザを取得するまで 観光ビザでの入出国を繰り返していたが、観光ビザでの年間滞在日数が多すぎたことが 事後判明し、そのため 滞在ビザも取消になった。



いや そんなことはないか、 日本の企業は 法令違反リスクを極力嫌うので、派遣社員の滞在ビザに関して そんなリスクをとってまで社員を派遣するなんてことはしないだろうからなぁー。



すると、ビジネス認可の関係で アンダーテーブルマネー要求が闇雲に続くのにウンザリした親会社が 急遽 事業案件投資を中止決定したのか。



それとも 遺伝子操作での農林水産物生育のノウハウ指導はマレーシアとしては受け入れないことに政府方針が変化したのだろうか。




いずれにせよ、MM2H のように マレーシアではビジネス禁止、就労禁止 で 消費活動だけという滞在認可条件で あれば マレーシア経済に有益でこそあれ、害はない。 そんなMM2Hのステータス と異なり、事業を起こして利益を得る活動を外国人/外国企業 が行うということは大変なことなんだ。



なお MM2H としても 安心ばかりしていない。


思わぬことでMM2H-Visa認可条件違反をしてしまい、それが国外退去を命じられることがないように注意しておかないと、なぁ〜。




以上