gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

駐車場誘導係に騙された話 : タウトはアウトだ

今年になって 既に 3回も駐車違反切符を貼られ、罰金を払いにUTCに行ったのだが、その内の1回は 駐車場誘導係に騙されたという詐欺被害にあったものなのだ。


有名な飲茶の店 「 フーサン 」の界隈は 公共路上パーキングロットはいつも満車だ。


そのため 普段はプライベート駐車場に所定の料金を支払い駐車することにしている。


しかし、そのプライベート駐車場も混んでいることことが多く、空きが出るまで入り口で待つことになり、かなり時間がかかることがある。



その点、公共路上パーキングロットへの誘導係は、いささか腹だたしいものの 時間コスト節約の観点からは便利な存在だ。


駐車スペースを探している車が来たなと見るや 手を振って こっちに空きスペースがあるぞ、と誘導してくれるのだ。


もちろん 公共路上パーキングロットなので、市販の駐車券で誰でも自由に その場所に駐車できるはずなのだが、誘導係が確保/誘導してくれた手数料として 4 (or 5) RMを 誘導係に渡すのだ。


要するに 勝手に 公共のスペースを不法占拠し、そこに他の車が入れないように妨害しつつ、手数料をはらってくれる車を誘導してくるという、なんともまぁ 資本効率無限大のビジネスなのだ。 なにぶん 駐車場という土地取得コストはゼロなので、資本利益率の計算式の分母はゼロになり、計算結果は無限大になるのだ。


( 厳密には 彼らも 誘導して来た車に 市販の駐車券を置くので、資本コストゼロではないが、市販駐車券は極めて廉価だし、駐車違反取り締まり員が来そうかどうか見張って必要な時だけ市販駐車券を置くし、そもそも駐車違反取り締まり員にワイロを渡している可能性だってある。それに 週末土曜日曜は 無料なので、市販駐車券を置く必要もない。 だから 実質、資本コストはゼロに近いのだ。)


この手数料は プライベート駐車場の料金と連動している。

以前は プライベート駐車場料金は2時間まで4RMだった。だから 誘導係も4RMを要求して来た。



先日 誘導係の案内で公共路上パーキングスペースに駐車し、4RMを渡そうとしたら 5RMだという。

なぜだ と聞いたら、プライベート駐車場が5RMだからだ、と、当然だよーん という顔で答えるのだ。


最近 プライベート駐車場の料金が 5RMに値上がりしたのか、と思い、プライベート駐車場の看板を見たら、確かに 5RMになっていた。


他人のふんどしで相撲をとるビジネスながら、市場経済の法則を取り入れているんだ、と感心した。





さて、駐車場誘導係による詐欺被害にあった件だが、被害者は、私ではなく、家人だ。


家人は 冷静に、 かつ 順序だって、かつ 簡潔に 私に what happened を以下のとおり説明した。


フーサンのテイクアウト(テイクアウェイ)を買いに行った。

誘導係が来て ここに停めろ という。

4RM要求された。

直ぐ横の路上テントがあり、そこには制服を来たポリースが数人座っていた。

ポリースもいる横の路上スペースなので、公共の路上駐車スペースだと思い、誘導係に金を払って駐車した。

15分前後して 戻って来たら、なんと、駐車違反切符が貼られていた。

よく見たら その場所は、路上駐車スペースではなかった。

だから 即、違反切符を貼られた。

もちろん、誘導係が市販駐車券を置いていった形跡はない。

最初から 騙すつもりだったのだ。

ポリースは アホ のような顔して 何もせずに テントで座っているだけだった。



家人が ポリースに どういうことか聞いのだが、どうやら管轄が違うようで 相手にならなかった。



罰金を払えと書いてある違反切符を良く読むと 異議ある場合、どこそこに来て異議申立てをせよ とある。

家人は、そのどこそこのお役所に異議申立てに行った。

でも異議は認められなかった、そうだ。




以上の顛末を私は冷静に聞いた。 そして 結局 私が UTC に行って 罰金を支払って来た。




私としても、なぜ この駐車場誘導係ビジネスを取り締まりしない のだろうか、まぁ 便利なことは便利なんだが、やはり 変だなぁ とは思っていた。


そうしたら 地元新聞に この件の記事が出ていた。


ポリースが管轄が違う と言っていた背景が理解できた。 また、ダフ屋行為取り締まりのためには、何か特別な法律とか条例を設ける必要があるんだろう。 確か 日本では、都道府県が迷惑防止条例を設けていたなぁ。




( このブログは あくまで 私の日記目的であり、英字新聞を和訳して読書にお知らせするつもりで書いている訳ではないので、ご興味ある人は ご自分で 英語を読んでね。よろしくね。 )



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TOUT を英和辞書で調べると 動詞/名詞 として 次の意味がある。


1) しつこく勧誘する

2) 競馬の予想屋

3) ダフ屋

4) 客引き

5)情報屋

6) チケットをプレミア付きで売る



タウト には 悪い意味合いがある。

タウトは アウトなのだ。




【他動】

押し売りする、しつこく[うるさく]勧める、しつこく売り込む[勧誘する・求める]

〔競馬の情報を〕売る、得る

~を褒めちぎる、~を大げさに宣伝する

〈英〉〔スポーツやコンサートなどの(定価で仕入れた)チケットを〕高値で転売する、〔スポーツやコンサートなどの(定価で仕入れた)チケットの〕ダフ屋行為を行う◆【同】scalp

【名】

〈英〉ダフ屋

競馬の予想屋

しつこい売り手、うるさく勧誘する人

発音táut、変化《動》touts | touting | touted



https://www.ipohecho.com.my/v4/article/2017/07/16/parking-touts-in-ipoh



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以上 (9/8 記)