gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

(ドリアン情報2) ドリアン最高級品「ムサンキング」 のお値段 (蛇足 : 天候デリバティブ で大儲けチャンス)

ドリアンが今年は 高騰だそうだ。



今シーズン、高級品のムサンキングは 1KGあたり 90リンギ もするのだ。 (注)



2013年の時、ムサンキングの平均価格は 36.5リンギだった というから、4年間で約2.5倍の値上がりだ。



新聞記事(末尾:参考1)によると 天候パターンの変化が原因で 、今シーズン、ドリアンの生産量は 3割ほど落ち込む予想となっている。



需要は変わらないのに供給が減れば、価格は上昇する というのは経済の基本原理だ。


価格上昇、 これは消費者サイドにとってはよろしくない状況だが、供給者サイドにとってはその逆だ。



ドリアンの生産ファームは 価格高騰による恩恵を受け、しっかり稼いでいる と新聞は伝えている。




ところで、天候パターンの変化 で更に えげつなく稼ぐ方法があるのだが、新聞はそこまでは言及していない。


その方法とは 天候デリバティブ(末尾:参考2) を使う方法だ。ヘッジとして利用できるが 投機にも利用できるのだ。


なお、ヘッジは "not えげつない " が 投機は "muchえげつない" というのが私の感覚だ。



でも マレーシアでは 天候デリバティブどころか 金融デリバティブでさえも まだ 発達していないのだろうなぁ、多分。









庶民にとって、高級品のムサンキングが こんなに値上がりしてしまっては そう簡単には食べることはできない。



となると 今後 マレーシアの一般庶民には、低級品ドリアンしか手が出ず、高級品ドリアンは もっぱら 輸出に廻るのだろう。


中国、香港 への輸出だ。





ドリアンは匂いが強烈なので ホテルの部屋に持ち込みは禁止だが、問題となるのはホテルだけではない。


自宅でも同じような問題にぶち当たる。


高級品だから と言って、少しづつ食べて 残りを冷蔵庫に保管する というわけにはいかない。



冷蔵庫で保管なんぞしたものなら、他の食料品まで ドリアン臭が染み込んでしまう。



かと言って 常温保存で良いからと、キッチンとか 部屋の中に置いても、やはり 匂いの問題は残るのだ。


ベランダ/バルコニー など、部屋の外に置くしかない。




しかも猿に盗み食いされないように 鍵付きの籠に入れて 。




(注)

この1KGあたりという表示だが、よくわからない点がある。

近くのフルーツショップで ドリアンを買おうと値段を聞いたら、ドリアンの殻を含めた重量ベース での1KGあたりの値段のようだった。

他方 Aeonでは殻から取り出した実の部分の重量ベースでの1KGあたり値段の表示のようなのだ。

その違いは大きい。一体どちらなのか、重要な研究課題として調査してみよう。

しかし、だ。

仮に フルーツショップとAeonの表示方法が異なっていても、フルーツショップでは 殻込みの値段で 1KGあたり幾ら幾らで売りますよ、ということであり、他方 Aeonでは 殻から取り出した 中身 の部分を 1KGあたり幾ら幾らで売りますよ ということ だとしたら、あまり重要な研究課題ではないかもしれない。


以上






(参考1)

https://www.nst.com.my/news/nation/2017/08/265446/durian-lovers-start-saving#cxrecs_s



(参照2)

天候デリバティブ(てんこうデリバティブ、Weather Derivative)とは金融派生商品の一種。気象現象によって発生するリスクを取引(契約)の対象とする。損害保険とは異なり、気象現象を直接の対象とした権利(オプション)を売買する。気象デリバティブとも称される。