gary1212のブログ : マレーシア、イポーでの生活。

滞在期間がマレーシア以外の時も 含んでいます。

マレーシア-イポー長期滞在生活での日常での出来事を書いてます。

ブログの目的は、もっぱら自分自身用の日記です。

不特定多数の方に情報を早く正確に伝達したい というつもりでは全く書いていません。

このためローカルの友人からもらった情報で、それが不確実な情報でも 私が関心を持ったものは 書いています。

繰り返しますが 読者のみなさんへの確実/正確/迅速な情報提供をしたい と思って書いているのではありません。

それじゃ困る と思う方は どうぞ 読まないでください。

よしなに。

中国医に行ってみた 2 ( 安い鍼灸代 、高い薬草代 )



3月3日以降は ベトナム旅行とその準備の関係上、2週間ほど 通院はお休み するので、一体 これまでいくらかかったのか 仮集計をしてみた。



2月18日から3月2日までの2週間で 合計9回 通院して 鍼灸治療を受け、合計で 約1600RM 支払っていた。


私の勧めで、2月27日から3月4日までの1週間で 合計5回 通院した知人については 、合計で 約 750RM支払った。


二人合わせると ナント 約2500RMだ! 。





鍼灸代は 毎回 45RM (部位追加は 25RM) 、 マッサージ代(15分〜20分程度)は35RM とさほど高額ではない。


鍼灸は 長い時は1時間くらい かかる時もある。


45分〜60分くらいの鍼プラス赤外線照射の時間があり、ちょっと待ってから5分くらいのお灸 と 更に そのあと しばらく待ってから マッサージというコースなので 到着後の待ち時間や治療の合間の待ち時間や会計の時間を含めると毎回2時間半くらいかかってしまう。



ゴルフの後 決まって肩が凝るので 当初は 部位追加で鍼をお願いしたら、肩じゃなくて 首のあたりへの鍼だった。


肩へのマッサージ時間は初回は30分くらいやってくれたが 、だんだんと短くなった。



「どうですか、少しは楽になりましたか」 と聞かれる都度 「ハイ 」と答えたのがいけなかった。


「イイエ 」と答えておけば マッサージ時間が短くなることはなかったのだ。


5回目からは マッサージは もう結構です と断った。


断り方にはコツがある。


「おかげさまで 肩凝りは 随分改善しました。だによって 部位追加の鍼とマッサージはもう結構です。」 と言って断ったのだ。



( そのかわり 自宅で日本から持ってきたオムロンの電気パルスを使って 肩凝り治療を 自助努力で継続している。)



以上のとおり 鍼灸代は リーズナブルな値段だ。




一方 処方される漢方薬は 結構 高額だ。


支払った1600RMのうち 850RMが 薬草代(漢方薬) だ。



何故 こんなに高いのだろうか と考えた。


薬草や漢方薬自体が 中国からの輸入だから ということじゃないだろうか。



マレーシアのジャングルに生えている草木を乾燥させて 漢方薬にしているのではない のだろう。



写真の煎じ薬は 3パックで 117RM。 一日 1パックを 煎じて飲め 、3日間 連続で飲め と言われて 飲んだ。


1パックあたり 40RM だから 1000円だ。


3日間 苦い思いをして 飲み終わったら 、「効果がありそうなので、更に 続けて3日間 飲んでくださいね 」と 追加されてしまった。



そのほかにも 丸薬と粉末の漢方薬も処方されて、服用している。


実に高価な漢方薬をありがたく服用させていただいているのだが、薬価に比例した効果が出ているのかは 東洋医学の特性上 直ぐには判定できない ところが辛い。



マレーシアには ランブータン というフルーツがある。 別名 虎のキン●マ と呼ばれている。


漢方薬も ランブータンの表皮やタネを原料にして 製法すれば 虎の牙/骨に匹敵するほどの絶大な効果がある上に 極めて廉価で 提供できる と思うのだが、漢民族は 決して そのような研究開発はしないだろうなぁ。



日本でも 漢方薬は高いのだろうかと調べてみた。



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漢方の料金の目安 - 福田漢方薬局|漢方家族.com



https://kanpoukazoku.com/page-3941/



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この情報と比較してみると 私の通院している鍼灸院の漢方薬代は 無茶苦茶高過ぎる というわけではなさそうだ。


輸入品は なんでも 高いのだ。 バングラデシュやインドネシアからの輸入品は 別として。



ベトナム旅行中はホテルで薬草を煎じるわけにはいかない という理由で パウダー(粉末)を2週間分 処方されたが、煎じる手前を省くため粉末にして製法された漢方薬は 結構高額になる ということは 日本の漢方薬屋でも経験している。



しかし 輸入品であろうとなかろうと 煎じ薬であろうとなかろと、粉末製法であろうとなかろと、薬草代が こんなにかかるようでは 鍼灸院なのに もしかしたら 薬草ビジネスで儲けているんじゃなかろうか と気になってしまう。


その点 日本の医療制度のように 医者は処方箋は出すが 薬の販売はしてはいけない という医薬分離政策 をマレーシアの東洋医にも適用することが この国の中国式鍼灸漢方医療の健全な発展につながるんじゃないだろうか。


でも そんなことは未来永劫 実現しないだろうなぁ。





以上 (3/5 記)