マレーシアではタイヤチェーンは無用だ。

雪道ドライブのことを心配する必要はないから この点は気楽だ。

2015年11月だから もう4年前 になるが、サンフランシスコからヨセミテに レンタカーを運転して行った時のことだ。

ホテルで ルート検索のため ネット情報を調べていたら ヨセミテへはタイヤチェーンを持っていく方がいい と書いてあった。

慌てて タイヤチェーンのレンタルを探してみたが そんなレンタルはなかった。

結局 ホテルの近くの自動車用品ショップを探して そこで 買った。

思わぬ追化出費だと思いながら 車に積み込んだが、結局は 購入しておいて大正解だった。

約1ヶ月間ほどのサンフランシスコ/ヨセミテ旅行の後 そのタイヤチェーンは 使うこともあるだろうと 日本に持って帰ってきたので、これでいつ日本で雪になっても安心だと思っていた。

来週 草津温泉と万座温泉に行くのだが、ふと気になって 万座温泉のホテルに 電話して チェーンは必要か と聞いた。

いつ雪になるかもしれないので チェーン持参が望ましい という返事だ。

今回万座のホテル宿泊をいつにするか 検討していた時は、 例年の積雪情報や スキー場オープン日を調べ 11月中旬くらいまでなら 雪が降ることもなさそうだ と分かり 予約した。

でも 最近 日本では 異常気象なのか 大雨が多そうだ、例年の積雪情報だけでは心配だ、万が一のことも考慮すべきだ、と慎重になって ホテルに電話して聞いてみたのだ。

11月中旬でも 万座あたりは 雨は雪に変わる ということだろう。

早速 アメリカ帰りのチェーンを 試しに装着してみた。

ところが サイズが合わない。

すっかり忘れていたが サンフランシスコで借りたレンタカーは エコノミーサイズ(S)だったので、タイヤチェーンもSサイズ用だった。

仕方ないので 近くのタイヤ専門店で チェーンを買ってきた。

消費税10% 込みで 16280円もした。

今日は ポカポカ陽気だったので 早速 駐車場で 予行演習で タイヤチェーンの装着をした。

説明書を読みながら あれこれとやっていたら 1本に 30分くらいかかってしまった。

慣れれば 多分 6、7分のところなのだが 説明書がなんだかわかりずらく 写真も小さすぎてチェーン面の 裏表の解説など の解読で手間がかかってしまった。

輸入品のタイヤチェーンなので 部位の説明がカタカナ名称が多く ややこしい。

英語の名称はアルファベットのままにしておいてもらう方が わかりやすい。

でも 予行演習しておいたので 現場では 多分 一本10分くらいでできるだろう。

着脱方法も ジャッキアップ不要は当然として 更に進化し、手をタイヤの後ろに回し込まなくても 容易に着脱できるように工夫されてきている。

これで安心だ。

ところで マレーシアやHK シンガポールなどから 日本に旅行に来る観光客の中には レンタカーを借りて 旅行する人も増えてきている。

沖縄旅行なら雪の心配はないが 東日本の山間部温泉地や 北海道となると 雪道ドライブになることも頭に入れておく必要がある。

サンフランシスコは快晴で出発したがヨセミテまであと1時間あたりに来たら 雪が降り出し 前方では タイヤチェーンを持ってきていない車が 何十台も 立ち往生していた。

もし マレーシアの知り合いが 日本の冬 レンタカーで温泉旅行すると言い出したら タイヤチェーンの購入と事前予行練習のことを強くアドバイスしよう。

以上 (11/5記)